国上山  (新潟県)
くがみやま       
                   
                          2015.4.2(木)
                                参加者 CL椛澤、小菅、梶原、石田、藤井                            

                                       コースタイム
                      浜川P7:00→国上寺9:30→山頂(10:50〜11:40)→蛇崩12:35→稚児道→国上寺14:20
                                           〜五合庵14:50〜つり橋〜国上寺15:10

良寛さんゆかりの地をめぐるこの山にとても関心が湧いていた
それは良寛と貞心尼の恋路です

良寛の歌と書を知り、その人柄に感銘を受けた貞心尼は、良寛に弟子なりたいと願い出ます。
良寛70才、貞心尼30才の時です。
なんと40歳の年齢差も何のその・・・
貞心尼が会ってくれるようお願いしても、歌詠みの尼僧である貞心尼に会おうとしなかったので、
ついに貞心尼は草庵に良寛を訪ねました。
良寛は不在でしたが、貞心尼は持参した手マリと歌を庵に残して帰ります
良寛と貞心尼が交わした和歌が五十数首、『蓮〔はちす〕の露〔つゆ〕』に記されている
きみにかく/あひ見ることの/うれしさも
まださめやらぬ/夢かとぞおもふ(貞心尼)
良寛と貞心尼は、良寛が死ぬまでの数年間、お互いを慈しみ敬愛する恋愛が続いたそうです。

 

前橋インターから途中の越後川口で休憩し
三条燕インターを8:50
1時間余りを弥彦山方面にに向かいます

国上寺に駐車場は広く、駐車余地は十分ありました
トイレあり、身支度をして国上寺にお参りしてお寺の横から山道に入ります

ボケ封じ、癌封じの案内板の地蔵様に念入りにお参りします
 

里は桜が満開だが、山はまだまだ。
チョウジザクラは咲いていました

国上山は低山ながら花に期待できそうです。 
 

明るくなだらかな 傾斜の道は昨日の雨で
ちょっと湿っぽくなっていました

なんの花があるのかな?

カタクリの花がちらほらと下向き加減に顔を出しています
カタクリなら先日、地元で絨毯を敷き詰めるほど
ドカーンと見たし、わざわざ時間をかけてまで来ることはなかったかなぁ
 

高度を上げると左に
「ウワォー! 日本海だ!」

ショウジョバカマ、カタクリに迎えられて
カメラ片手にゆっくりと歩きます

リーダーが写真好きだとペースはかなりゆっくりなので
助かります。
 

のんびりと焦らず歩きながら、あっと言うまに山頂に到着しました
勿論、眼下に日本海、ベンチあり展望良し天気良し。
 
山頂は次々にハイカーで賑わってきました。

下山は周回コースで蛇崩、稚児道に向かいます。
地元の方にお聞きすると途中の剣が峰に入った
付近にミスミソウが沢山あると・・・


出会った花たち

カタクリの花は圧倒的に山全体を覆うようでした

     
ショウジョバカマ                              

   
コシノコバイモはお初にお目にかかりました


  
キクザキイチゲ

     
ユキワリソウ
 

下山のコースはカタクリの花は絶えることなく
キクザキイチゲ、ユキワリソウ、珍しい繊細な花コシノコバイモにも
会うことが出来ました。

途中のお地蔵さんの周りはカタクリの花でいっぱい! 
 

下山途中から上越の銀嶺山並みが 圧巻でした。
 

国上寺に戻り、最盛期の良寛が20年住んでいた五合庵を見学しました。
その庵は木立の中にひっそりと立っていました。 


 
千眼堂吊り橋を渡り、国上寺に戻りました

久しぶりにクラブの山行に参加し、リーダーのゆっくりペースに
助けられて 花の山に満足した一日でした。


 Top


inserted by FC2 system