荒船山
(内山峠コース)
                                                 2015.9.14(月)
過去の記録
1960.8.?  1993.12.4(線ヶ滝)   2009.12.15(内山峠)   2014.3.7(相沢コース)  2014.7.14(内山峠)

参加者
CL藤井、星野、野中、桜井、宮沢、引田(秀)、引田(美)

コースタイム
浜川P7:30〜〜内山峠9:20→一杯水10:40→艫岩西端11:00→艫岩展望台(11:15〜12:10)→
行塚山分岐12:30→行塚山頂12:45→艫岩展望台13:30→一杯水14:00→登山口15:15

今日の山行は当日に急遽飯盛山から変更した。
高速利用の予定だったがドライバーのH氏は一般道でも変わらないと・・・
が、出勤ラッシュの時間に重なり、内山峠近くで9時過ぎになりこの先飯盛山登山口まであと2時間は要する。
内山峠から荒船山は初めてと云うメンバー数人に合わせて車は内山峠に向かった。



 「荒船山は、群馬、長野の県境にある死火山で、標高は1,422.5m。
荒船溶岩からなる長さ約2q、幅約400m
の台地状の頂上は荒船山の
特徴である。荒船の名前は
『遠景が荒波に漂う一隻の船に見える』
ことに由来する。」
と案内板に記載されている。

内山峠(1,020m)の駐車場は20台くらい駐車できるが平日の今日は先行車が
3台ほどだったが、日本200名山で人気の山なのか後続車が次々に現れた。
他県ナンバーが多い。
駐車場の奥に登山口があり案内板がある。


歩き始めて直ぐに緩いアップダウンの繰り返しながら高度を上げていく。
途中から艫岩の一部が覗くことが出来る。

ときおり涼しい風が快い。


 
やがて、巨岩「挟岩(はさみいわ)修験道場跡」に突き当たる。
オーバーハングした岩屋は横に50メートル以上延びている。
平坦なここは休憩地に適地だ。

 直径60p位の、中央に穴のある丸い石がいくつか並んでいた。
修験道場があった頃の遺跡なのだろう。


挟岩を右から巻くようにして下ると水音が聞こえてきた。
やっと水場だ。雨が続いたせいか水量は多い。
昔登山者がこの水を一杯飲むとまた元気になるという山頂から湧き出る水だ。
今日は岩が湿っていて滑りやすいので流れ出る小滝は眺めるだけにした。



次第に道は険しくなり木梯子やロープが現れた。
登りはスタンスがしっかりしているが、股関節痛で踏ん張りが
利かない私は下りは湿った岩が心配だ。

  岩場が終わりササ原の平坦道になると、左手に艫岩西端と書かれた
古い道標がった。

笹原が切れたところから絶壁の突端にお花がお供えてあった。
多分、数年前ここから滑落した漫画家の滑落現場らしい。


展望側は垂直に数百メートル切れ落ちている立ち木もない岩崖絶壁は柵も無く
怖くて近寄れない。

展望台から物見山、八風山、浅間山は山頂を雲に隠れていた。
妙義の奇峯は一目でわかる。
しばし展望を楽しんでからランチタイム。


昼食を終わり、山頂の行塚山へ向かう。平坦な笹原は歩き良く
お腹は満腹、元気が出てきた。
20分くらいで星尾峠、行塚山の三叉路に出た。
今日、新入会員ご夫婦が初参加し、久しぶりに集合写真。
ハーイ!チーズ!

 
最高地点である南端の経塚山1,422.5mのピークは群馬県である
灌木に囲まれた山頂には2等三角点と石祠が鎮座している。

             山頂の小さな標識
           



笹原に秋の花鮮やかなトリカブトのムラサキ。


下山は往路を戻るが帰路の登りわずかでも苦しいものだ。


そして濡れた木の階段、フィックスロープの岩場の下りは慎重に!

先頭を行くNさんの早いこと!早いこと!
帰りはほとんど休憩の記憶がなかったから
後続の新人Hさんにはちょっときつい山だったかもしれない。

無事に登山口に戻った時は下山にすれ違った単独の2名の車の他は
私達の車の他は皆さん帰宅してしまっていた。

そして今日も追い越され隊だった。

 Top
 

inserted by FC2 system