戸倉山(伊那富士)
(1681m)


                   
                          2014.5.29(木)
 過去の記録
         2009.4.19        

参加者 CL藤井、他2名

コースタイム
浜川P6:30→→戸倉山キャンプ場10:30→馬止めの松11:05→上の森分岐11:25→見晴台11:50→
沢コース分岐12:00→西峰12:30→東峰12:35→金明水(あづまや)8合目13:10→見晴台(13:25〜13:50)
→6合目13:55→馬止めの松14:20→キャンプ場14:50

友人が南アルプスは体力的にとても登れないからせめて姿だけ見たい!
そう言われて直ぐに浮かんだのが戸倉山(伊那富士)だった。
だが、駒ヶ根市の戸倉山キャンプ場まで3時間半はかかる。
前回は4月だったからアルプスの銀嶺が素晴らしかったが、5月も終わる今はどうかな・・・

 

駒ヶ根インターを下りてカーナビにキャンプ場を入力したが
該当なしでルート探索が出来ない。

念のため用意したメモ を頼りにキャンプ場へ向かった。
    駒ヶ根インターを左折し、県道75号へJRの踏切を越えて
      次の信号を右に国道153号を「本町}を左折し県道49号に、
      しばらく道なりに20km?位戸倉山キャンプ場の案内板が左に在り
      ここを左折する。道は細いが小さな看板に従ってキャンプ場駐車場に
      到着した。


駐車場に先行者の車、和歌山ナンバーが1台ポツンとあるだけだった。
戸倉山は登山コースがいくつもあるが、キャンプ場コースが
一番短時間だ。 
 

キャンプ場はシーズンオフのためバンガローは固く閉まっていたが
トイレは使用できたので助かった。

同行者が車に忘れ物・・・
結局30分遅れの出発になった。

キャンプ場から登山道に向かうとイノシシ除け?電柵があり
脇から登山道に入った。 

 

大抵は一度来れば山の様子を覚えているのだが
何故かこの山の記憶は薄れている。

途中、山頂の南アルプスの展望 、あずまやに大きな鍋があったことくらいしか覚えていない。

杉林の鬱蒼とした林を抜けるとミツバツツジ通りの看板があったが
この時期は花は全くなく数本山ツツジが鮮やかだった。

なだらかな山だったような気がしたが結構な急勾配だ。
でも、道は九十九折になって木陰が涼しいので快適だ。
樹間から中央アルプスが眺められた。
 

五合目を過ぎて間もなくだった。
トップを行くT氏が突然立ち止まり後ずさり???
目線の先を追った私の目には何も写らない・・・
「どうしたの?」
「マムシだよ!」
「どこ?どこ?」
ヒェーッ!!ムクッとかすかに動いた!
もう!私の体は固まって動けない(+o+)
怖いもの見たさで、チラチラとマムシの動静に注目。
始めてみるマムシの姿に今も身震いしてしまう。
 

下山してきた単独の男性が、今
聞いてきましたよ・・・まだいますか?
私たちは遠巻きしてやっと通過した。

見晴らし台に到着。
中央から北アルプスの展望が良いが、前回より時期が遅いため
葉が茂り、範囲が狭いのが残念だった。
ベンチがいくつかあり、ちょっと一休み。 

今日の天気は雲が広がりやすいとあったが、その通り
アルプス周辺は真っ白な雲が沸々と湧いて時々山頂に
纏わりついている。
 

七合目あたりから雷鳴があちこちから聞こえ始めた。
怖ッ! どうしよう下山しようか・・・
はるばる来たのに展望はおろか途中撤退ではと
最悪の場合あずまやで休憩してもいいか・・・
少しハイペースにギアチェンジした。
あずまやで2人の男性がマムシ見ましたか?
この二人も遠巻きしてやり過ごしてきたそうだ。

ようやく不動明王が鎮座する西峰に到着。
写真はよく写らないがアルプスの銀嶺と伊那谷は感動ものだ。

西峰から東峰の間に避難小屋があり最悪の場合は
ここで夕立をやり過ごそうと東峰へ向かう
 

1等三角点、薬師如来のある東峰に到着 
ここから南アルプスが素晴らしい。

駒ヶ岳、仙丈岳、北岳、間の岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳と
南アルプスの盟主がづらっと顔を揃えていた。

これらの山は何度か山頂を踏んでいるので懐かしく思い出が蘇ってきた。
 


山頂に雲がかかっているのでちょっと山名がわかりにくい
       
        仙丈岳                                白峰三山          

2007年の写真
    
甲斐駒ヶ岳              仙丈岳             白峰三山
 

一瞬薄暗くなったり雷鳴に驚かされたり、今日はのんびりと歩きたかったが
何となく追い立てられるように山頂を後にした。

金明水

あずまやに脇で折角だから金明水で喉を潤す。
 
 

見晴台で天気が落ち着いたらしいので展望を楽しみながら 遅いランチタイム

マムシに注意しながらゆっくりと下山した

帰路、駒ヶ根インターへ向かう車中からドーンと中央アルプスの銀嶺が
美しく輝き駒ヶ岳から空木岳の稜線がはっきりと眺められた。

はるばる訪れて、心配した南アルプスの展望も
まあまあだったのでホッとした




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