鳴神山
(979m)
2014.5.13
今日は山梨県の滝子山の予定だったが天気が朝まで残る予報なので
急遽、鳴神山のカッコソウに会いに行くことにしました
桐生市北部の梅田町と川内町の境に位置している鳴神山は標高が低いが
豊かな自然環境が残り、アカヤシオ、ヒメイワカガミ、カッコソウ、ナルカミスミレなど貴重な
植物が分布している。
今回は16年ぶりに駒形登山口から赤柴へ周回することにした。
過去の記録
1995、2.11(駒形) 1998、3,15(木品) 2009.1.12(木品) 2009、5.10(吾妻山へ縦走)
参加者 CL藤井、星野、小野里、篠田、高橋、川野、吉田
コースタイム
市民P7:30→→駒形ゲート8:50→駒形登山口9:10→中間地点9:45→肩の広場10:25
⇔(カッコソウ群生地)10:45→桐生岳11:00〜11:55→椚田峠12:20〜12:45(カッコソウ群生地)→赤柴登山口13:10→ゲート14:10
ゲートの手前に数台の駐車地がありました。 ゲート近くの民家の主から、鳴神山周回マップ(駒形〜赤柴)を 頂きました。 肩の広場にもマップがありましたが登る前にいただき 今回は初めてのコースなのでとても参考になりました。 下山はこのゲートの左に出てきました。 しばらくして設置されていたトイレがあり、「ご自由にお使いください」と書かれていましたが、とても使える状態ではなかった。 |
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林道が終わり、ここから山道になります。 右に沢、左が杉林の中の緩やかな山道を行きます。 道は昨夜の雨で濡れて岩が滑りそうでゆっくりと歩きます。 |
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中間地点 ここでゆっくり休憩です。 このコースは全く記憶になくて新鮮な感じです。 マムシに注意の看板があり、びくびくです。 |
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ヤマブキソウが鮮やかです |
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苔むした岩混じりの急な道になります |
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スギ林を抜けると朝日を浴びた自然林の見事な新緑です 今日は気温が30度近くなるとか、、、でも樹林の中はさわやかです。 |
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最後の急登を登り上げると神社の屋根が見えて 肩の広場です。 ここから梅田側のカッコソウの群生地へ数分下ります |
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あらー!あんなにあったのに・・・ 数えるくらいしかサクラソウはありません 椚田峠にも群生地があります。 鳴神山のカッコソウは世界でここにしかない花だそうです。 平成24年に国内希少野生動植物種に指定され無許可の採集・ 販売・譲渡は禁止されています。 が、盗掘はあとを絶たず、絶滅の危険性が高まっています。 |
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再び肩の広場に戻り、山頂へ向かいます。 鳴神山は 桐生岳と仁田山岳の双耳峰です 山頂は時間が早いのか誰もいなくて、ゆっくりランチできました。 展望は360度ですが、今日は遠望は雲です。 私たちがランチが終わるころ、続々と登山者の姿が現れました。 お先に失礼・・・ |
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仁田山岳 ヤマツツジが満開です。 アカヤシオの頃もこの辺りが凄かったです。 途中で出会った地元の方から仁田山岳のすぐ下に 白いヒメコイワカガミが沢山あるとお聞きしたので 見落とさずに出会えました 斜面が一面白い妖精のようでした |
ヒメコイワカガミ |
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展望台から赤城山がくっきりと・・・ 周辺の山々が新緑に輝いていた。 |
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椚田峠 ここから梅田側に3分下ると カッコソウの群生地がある。 斜面がピンクに染まっていた。 |
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椚田峠から 赤柴登山口の道は落ち葉を踏みしめ 雑談しながら気楽に歩けるので中高年の我々には 愉しめる山です。 |
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純白のウツギが びっしりと咲いています。 今回は滝子山が変更になり、カッコソウがお目当てだったので ナルカミスミレは見落としたのかもしれませんね ルイヨウボタンは場所を聞きながらわかりませんでした このコースはいろいろ楽しめ快適なコースだったので 来年もぜひ訪れてみたいです。 |
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