三壁山〜エビ山
(1930m)  (1744m)

                   
                          2014.9.19
 コースタイム
浜川P7:00→→野反湖第1キャンプ場9:20→三壁山11:00→カモシカ平分岐11:35→カモシカ平(11:50〜12:25)
              →高沢山12:25→エビ山13:45→第1キャンプ場 
 

野反湖へまだ行ったことがないって・・・友人の一人
   それではと、渡しも暫くぶりなので三壁山からエビ山の周回コースを計画した
                 もう少し経てば紅葉の良い時期なのだが、その頃はお互いに都合がつくかどうか
        天気が落ち着いたようなので、急遽出かけることにした
                        久しぶりの青空は何とも気持ちが良い                

                           野反湖                                 
野反湖は、2,000m級の山々に囲まれた山岳、湖水、湿原、草原など変化に富んだ環境にあります。
上信越国立公園の特別地域とされ、周囲12km、標高1,513mのダム湖で、
その湖水は魚野川から信濃川に合流し日本海にすすいでいます。
気候は太平洋側気候と日本海側気候の中間にあるので、変化が激しく降雨量、積雪量も大変多い冷涼な厳しい気候です。
そんな中、春から初秋にかけシラネアオイ・レンゲツツジ・ノゾリキスゲやコマクサ・ヤナギラン・エゾリンドウなど、
300種以上の高山植物が野反湖周辺を可憐に彩ります。
春から秋までフィッシング・ハイキング・バードウォッチング・キャンプなどアウトドアも楽しめます。



 
野反湖休憩所でトイレ休憩のため車から降りると
そこは冷たい風の通り道なのだろうか。

おー!寒い寒い・・・・・
でも、そこから南の展望は素晴らしい。
浅間山、その右に富士山まで!

榛名山、赤城山もくっきりとしていた。
休憩後、再び車で登山口のある第1キャンプ場へ向かった。

広い駐車場には先行者の車が1台ポツンとあるだけ。 
 

キャンプ場のバンガロー村を抜けると登山道の標識がある。
笹は広く刈り払いされて歩きよいが、結構な急な斜面が続いている。 
 

高度が上がると眼下に野反湖が望める。
高原の空気は爽やかで清々しく頬を通り過ぎてゆく。 
 

山は秋色に染まり始めている。
あと1週間くらいでずっと色づきが増していくでしょう。
 

振り返ると白砂山のピークがグーンと立派に聳えている。

3回登り、3回目が一番きつかった。
齢と共に同じ山が情けないほどきつくなり、次第に遠くなるようだ。 
 

ようやく三壁山の山頂に到着。
樹林の中で展望は全くない。 
 

 分岐からカモシカ平に下る途中に私の御印 コゴメクサが花盛り。
米粒のように小さく可憐な花が人目に付かずひっそりと
咲いている。地味だが本当に健気で可愛い。そんなところが好きだ。
 

同行の友人の歩調に合わせてゆっくりだが
時間の余裕があるのでカモシカ平まで下り、広々した分岐で
ランチタイムになった。 

静かな草原は夏はニッコウキスゲが咲き乱れる。
一時は鹿の食害でほとんど咲かなかったが、今は黄色に染まるようだ。

前回は大高山に続く道を意気揚々と歩いたが、今は気持ち良さそう!
と眺めるだけ。
 

分岐まで登り返しは少々辛かったが、樹林の色づきを眺めながら
直ぐに次のピーク高沢山に到着した。

ここも樹林の中だ。 
 

次のピークのエビ山までは緩い下りの快適な道。
道の両脇のエゾリンドウは今が旬。
暖かい陽を浴びて気持ち良さそうに花が開いている。 
 

      
 

 浅間山、その外輪山、今朝見えた富士山は、
今は雲に覆われてしまっていた。
 

中央に茶褐色の草津白根山が・・・・
リンドウ、周囲の景色に見惚れている私だったが、
同行の一人はキノコ採りに夢中だ。
キシメジを結構採ったようで、後日談では大変美味しかったそうです。

キノコ採りだけに又行きたいとか・・・
 

エビ山山頂
広々して心地よい風にゆっくり休憩。
 

眼下に再び野反湖の姿があった。
いつも静かな湖面だが波立つことがあるのだろうか。

第2キャンプ場から湖岸の遊歩道を、第1キャンプ場の駐車場へ歩いた。

単独者のハイカーに会っただけで静かな山だった。 
   


 Top






 

 


inserted by FC2 system