船坂山
1446.2m
                   
                          2014.4.1
                                   

最近は早朝出発、長時間の山は敬遠しがちな私だ。
船坂山って?聞きなれない山名に急遽参加することにした。
船坂山は群馬県の秘境の地、上野村に
今回6時出発にちょっと反省しながら前夜5時に目覚ましをセットした。

参加者 CL椛沢、梶原、柿沼、生方(み)、藤井

コースタイム
浜川P6:00→(県道124号線)→中ノ沢分岐ゲート7:50→シオジの原生林案内標識8:50→
ぶどう峠分岐9:30→林道終点9:50→11号鉄塔10:00→船坂山(10:30〜11:30)
→11号鉄塔11:55→仲野沢林道分岐13:00→県道ゲート13:35



上野村道の駅でトイレ休憩して
県道124号を上野村から小海町に向かうぶどう峠を目指して
車は快調に進んだ。

県道は次第に雪が多くなったが、除雪されてあり
登山口まで行けそうだった。
 


が、、、なんんと
中之沢林道との分岐地点にあるゲートはしっかりと閉まっていた。

身支度をしていると車が1台やってきた。
登山者かと思いきや、県道の除雪に来た工事の人だった。
ゲートの開放の淡い期待は裏切られた。

工事の車はゲートを開けてぶどう峠へ向かって行ってしまった。



路肩に駐車して止む無くここから歩き出すことにした。
緩い坂道を歩き出すと、春ですね。
汗がたらたらと・・・

沢からの冷たい風が気持ち良い。


シオジの原生林の案内標識、遊歩道がるらしい。

シオジの木ってどれかな?
ヤマメ、イワナの写真よりシオジの木の説明がほしい。


県道はツルンツルンに凍結して、アイスバン状態。
私たちは一歩を歩くのも容易じゃないのに浅田真央ちゃんは
氷上であの演技だ。凄い!の一言。
 

ぶどう峠林道のゲート分岐。


ゲートから20分ほど雪道を行く。
雪は締まって歩き良いが時折、ズボッと踏みこみ
悲鳴が上がる。


ぶどう峠林道終点から直ぐ上に送電線の11号鉄塔があり
鉄塔まで監視道のため階段があった。
鉄塔の周辺は広々した平坦な明るく展望の開けた場所だ。


県道歩きが長かったので、ここが山頂のような気分で
寝ころびたくなった。

西上州の山並み特異な両神山が目を引く。

ここからが山道になるのだ。


尾根伝いに山頂を目指す。
まだ冬枯れの疎林の中は風は全くなく静かで時々小鳥の
さえずりに癒される。
 

リーダーはピンクのテープを木に巻きつけながら進んで行く。
下山はこのテープは安心サポートになった。 

然程の急斜面は無く、藪と言えど歩きよい道が続いていた。


急坂を上がると五葉松に船坂山の標識が見えて
意外と早く山頂に到着した。

少々物足りない位だったがホッとした。

山頂に三等三角点があり、周辺の木々は成長して
展望があまり良くないが、枝越しに白く輝く上州武尊山、
浅間山、両神山が見渡せた。

山頂は暖かく、1時間も長居してしまった。


下山はピンクのテープを頼りに難なく11号鉄塔まで下った。


さて、ここからリーダーはショートカットし県道まで
下るという。

えー!
下りの苦手な私は一人県道を歩いて行こうと思ったが
今のところ膝の調子も良いから、無理せずゆっくり下ることにした。


枯葉の下に枯れ枝や小石が潜む、道なき道を右に左に
リーダーは地図とコンパスを見ながら下ってゆく。

左の股関節が痛み出して大股で歩くのが苦痛になってきた。


そろそろ限界かなと思っていると下に県道が見えてきた。
お−!!素晴らしい!仲野沢林道ゲートにバッチリと出たのだ。

往路はここから入山予定だったのだがぶどう峠林道に
したのだった。
 

林道から再び県道を日向沢の大きな沢音を聞きながら
緩い坂を下って行く。 
 

仲野沢林道から県道124号をどんどん下ると
ニホンカモシカがじっとこちらを見つめている。

暫くこちらの様子を見ていたが、左の斜面を沢に消えて行った。
 


出発地点の県道ゲートに無事到着した。 

我が家温泉で入浴後、ビールが美味い!
が、ちょっと左ひざが痛み、明日のダンスのlesson大丈夫かな?


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