物見山〜八風山
     (1375m)    (1315m)    
                   
                          2014.5.2
   過去の記録

 1992.5.2(物語山の帰路)   2004.1.
 
 2006.3.26(県境歩き隊 八風山〜内山峠)
2013.11.6

               参加者 CL藤井、星野、篠田、野中、宮沢池田

コースタイム
浜川P7:30→→神津牧場P9:20→林道9:55→物見山10:30〜10:40→香坂峠11:05
→矢川峠11:30〜11:40→八風山(12:30〜13:20)→矢川峠13:40→香坂峠14:20→馬頭観音14:35→神津牧場15:10

荒船風穴  15:45〜16:30

近くて気楽なやまへ行こう!何処かないかな
暫くご無沙汰している山八風山へ・・・
ついでに世界遺産候補の荒船風穴に行きたい!
国道245号を下仁田を通過し内山峠の手前の分岐を右に神津牧場へ
向かう



 
神津牧場
日本で一番古い牧場で120年の歴史があるそうだ 。

広い駐車場には私たちの車だけ、出発間際にベンツが入ってきて、
外国人男性4人グループが、でも登山じゃなくて観光みたいだった。

駐車場の隅の階段から物見岩に向かう。
今日のコースは急登はないが長丁場だ。


芽吹いたばかりの緑が初々しい。風は冷たく肌寒い。
荒れ気味な登山道は程よい傾斜で体は次第に暖かくなってきた。。

林道に出ると物見岩と物見山の分岐だが、
帰りに荒船風穴に行きたいメンバーたちは物見岩はパスすることにした。 
 

広大な牧場に牛たちの姿は無く、妙義、鹿岳など
西上州の山並みが見渡せるだけだった。

曇りがちな天気、上空は雲が垂れこめていたが
雨の心配はなさそうだ。

牧柵に沿って清々しい風が快い。 
 

アンテナのある物見山に到着。
もちろ、山頂には誰もいません。

H 氏からミニアンパンを頂き、八風山まで お腹が持ちそうだ。


 
香坂峠
ここから左へ八風山、右は神津牧場
前回はここから牧場へ下ったが、今日は左の八風山に向かう。 
 


矢川峠
我がクラブのK氏の県境歩きでここを歩いたが
その時、故 中島さんから美味しいサンドイッチ を頂いたことがあった。
とても元気でいつも美味しい手作り料理をたくさん持参してくれたのに・・・
急死するとは思いもかけなかった。
矢川峠に入る林道でのことだった。

 

矢川峠から小さなピークを左に巻く。
道は崩れて鎖が取り付けてあった。 
 

ミツバツツジがまだまだ咲いてる。
この辺りはやっと春、萌黄色の雑木林が美しい。
時折、山ツツジの鮮やかなオレンジが目立つ。 

木陰は涼しいが、陽射しはほんわかと暖かく、
ハイキングにはもってこいの天気だ。
 

予定通り、一等三角点の八風山に到着。

木陰でランチタイム。
荒船風穴に寄りたいのでランチタイムは30分にしましょう・・・
ところが、話題豊富な仲間達だ、既に20分延長になってしまった。 
 

360度と言えないが、まずまずの展望だ。
軽井沢方面、西上州、妙義、など。 
 

下山は矢川峠、香坂峠をへて馬頭観音経由で神津牧場へ歩く。
香坂峠に咲いていたアカバナエンレイソウ。
久しぶりのご対面だなので ハイ!パチリ!

 エンレイソウの仲間はすべて開花までに10-15年を要する。
 


下山のコースの道は昨年よりだいぶ荒れ気味だった。
橋は崩落したり、中央が凹んでしまったりしている。 
 

馬頭観音
この道は古い道なのでしょうか、歴史を感じる峠道って感じ・・・
 

道は抉られて路肩は踏み抜いてしまいそう。
注意して歩こう。
昨年秋は これ程荒れていなかったようだけど。
 

舗装道路に出て間もなく牛舎、子牛が陽だまりでお昼寝タイム? 
このコースは緩やかな歩きよい道だが、今日は誰にも会うことが無く
本当に静かな山を楽しむことが出来た。
 


のむヨーグルト
原料となる牛乳の固形分が高いので、とろみがあり香料を使っていないので、後味がさわやか。
砂糖とオリゴ糖入りで飲みやすい、孫が大好きで
「美味しい!」と言われたのでお土産に買った。1本760円


世界遺産候補  荒船風穴
荒船風穴は、明治38年、地元の養蚕農家の庭屋静太郎により建設された
蚕種貯蔵施設です。
 長野県を発祥とする天然の冷風を利用した風穴技術を研究し、
日本で最大規模を誇る貯蔵施設として運営され、日本全国を相手に事業を展開しました。
 現在でも操業当時と変わらぬ冷風環境が維持され、肌を通じて史跡を体感することが
出来る珍しい史跡です。
 
 


牧場から車で荒船風穴駐車場まで25分ほど走る。
広い駐車場に簡易トイレが2基
数台の車があった。ここから徒歩で舗装された道を下ってゆく。
4時過ぎると風穴間近まで車で行ける。
但し。ボランティアガイドさんはいない。
私たちは4時にやっと間に合ってガイドをしていただくことが出来た。
風穴周辺は冷気が漂っているような涼しさです 

風穴は1号から3号まであり、
蚕の孵化を調整して、1年に何度も蚕糸の収穫できるように
したことで絹糸の生産性向上に大いに貢献したということです。

折角の施設も電気冷蔵庫の普及と共に30数年で
閉鎖になってしまったそうだ。  
 

    

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