|
鳥居峠は登山シーズンはゲートが開放されている。
林道歩き50分が省略できるからラッキー!
林道終点は15,6台位駐車でき、トイレも設置されているが
悪臭がひどいらしく使用できないようです
ここから右へ花童子跡経由、トイレの前から的岩コースになっている。
今日は反時計まわりの周回コースにすることにした。
身支度を始めるとカッコウ♪カッコウ♪
同行の一人が大のカッコウ好き。
我が家近くでも時々、鳴き声を聞くがやっぱり山里で聞く声が
のびやかで清々しさがあるようだ。 |
|
ハルゼミの大合唱の樹林の中を行く。
山頂まであずまや が3つあり、最初のあずまやでちょっと休憩。
同行者の歩調に合わせるから私は楽々だ。
上空は青空が広がり、昨日まで大気が不安定のため
雷雨で、大水洪水のニュースに驚かされたが、今日はその心配は
無いようだ。
今日はゆっくりペースで山を楽しもう。 |
|
花童子の宮跡周辺からレンゲツツジが鮮やかに咲いている。
少々遅いがこの先楽しむことが出来た。
|
|
|
|
信仰の山らしく、道沿いに石の祠がいくつもあるが
向きが何故か様々だ。 |
|
空気がひんやりして風が快い。
田代湖、嬬恋村が一望できたが浅間山は終日雲に覆われていた。
ミネザクラもまだ咲いている。
|
|
的岩分岐、帰路はここから的岩へ向かう。
マイズルソウ、ツマトリソウ、コイワカガミ、ミツバオーレン、ツガザクラなど
馴染み深い花だが、今年も会えて良かった!!
小休憩し、再び樹林の中へ・・・
|
|
|
|
褄恋清水の手前で若い男性が追い付いてきた。
キャベツ畑で働いているという若者だ。
的岩経由で歩いてきたが的岩付近で10m前を熊が横切って行ったという。
今日は駐車場に車が1台もなかったので私はクマ避けの鈴を付けてきた。
カッコウおじさんは今日は風邪気味で大儀そうだ。
100歩進み、立休みしている。あと1km付近で上空が怪しい雲が現れ
雨の心配もあったので
「だいじょーぶ?戻りましょうか?」
「もう少し頑張るよ」
ゆっくりと、ゆっくりでね・・・あと0.3km、あと0.2km
|
|
ヤッタ―ね、お疲れ様!
山頂に先ほどの若者と北海道から来た3人のおばさんだけだった。
雪山以外はいつも山頂は賑やかなのに・・・今日は珍しく静かだ。
2組が下山していくと、山頂は私達で独占し、ゆっくりとランチタイム。
陽射しはほんわかと温かく、居心地が良い。
根子岳の稜線が明るく、山頂の岩場にリンネソウが咲いているだろうか・・・ |
|
的岩でウグイスの声を聞きながらゆっくり休憩。 |
|
帰路の登りはカッコウおじさんはとても辛そうだったが、、、
私はこの程度の登り返しは全く苦にならない。 |
|
的岩コースから往路の尾根が良く眺められた。
|
|
コメツガ原生林
午後の陽を浴びて、木肌が綺麗だ。 |
|
オレンジのレンゲツツジが緑に映えてコントラストが素晴らしい。
シャクナゲはちょっと遅かったのか花は全く見ることはなかった。 |
そして以前から気になっていた |
的岩は昔、源頼朝が狩をしていて大きな屏風岩を的に弓を
引いたことからその名が付いたと伝えられているそうだ。
前回(2010.5.31)は的岩で遊んだが今日は眺めるだけ。
ここからは刈払された笹原の道は歩きよく快適だった。
同行の山育ちのおばさんは目敏く山ウドを採り、私もおすそ分けして頂く。
無事に林道終点に到着。
|
半出来温泉「登喜和荘」
大人400円 (日帰りの場合90分以内)
帰路 、嬬恋温泉つつじの湯に寄ったが、休館日(-_-;)
JR吾妻線の袋倉駅から近くの国道144号線沿いを走っていると
半出来温泉の看板があり、以前から気になっていた。
湯温は42度、ちょうどいい加減で、混浴露天と女性用露天風呂がある。
女性内風呂は3,4人くらい 露天風呂は2人程度
半出来とは小字名。土地が痩せていたため作物がよく育たず、近隣の地域に
比べて同じ面積の土地で同じ作物を作っても半分しか収穫が無かったことから
「半出来」と呼ばれた地名に由来する |