北八ヶ岳(日本分水嶺)
麦草峠〜茶臼山〜縞枯山〜三岳〜北横岳〜大岳〜竜源橋
2013.7.21
コースタイム
浜川P4:00→→6:00麦草峠(車回収)7:00→大石峠7:15→茶臼山8:10→縞枯山9:00→三つ岳10:10→
北横岳12:35→大岳13:50→天狗の路地14:55→双子池15:30→亀甲池16:30→天祥寺原16:50→18:15竜源橋(車回収)19:00
参加者 CL椛沢、萩原、生方、平、清水、舩津、川島、松崎、藤井
久しぶりの北八ヶ岳だ。集合時間は4時、早朝の出発もしロングコースも久しぶりだ。
半月前から膝痛が治らず前日になっ不安を感じた。どうしよう・・・
麦草峠 何度か登山口基地として利用している麦草峠駐車場 既に多くの車が駐車していた。 ここで乗車してきた車2台は1台デポするため下山地の竜源橋へ 向かっていった。 ご苦労様! 私たちは、その間のんびりと朝食。 ここは標高2120mだ。 じっと座っているとじわじわと寒さが忍びよってきた。 |
|
待つことおよそ1時間で1台の車が戻り、いよいよ出発。 麦草峠から茶臼山方面に入るとすぐに分岐の標識がある。 八柱山と大石峠の分岐だ。 私たちは大石峠へ向かう。 ここから茶臼山〜縞枯山まで歩いた道だ。 |
|
しらびその生い茂る苔むした八ヶ岳特有の景色だ。 リーダーのピッチはしばらくぶりのせいか早く感じた。 リーダーはいつもと同じだよ って・・・ 私の息はハアーハアー、これからの行程に不安が過ぎった。 大丈夫かな? |
|
中小場(2232m) 一気に展墓が広がり前方に茶臼山がどっかりと望めた。 素晴らしい展望に疲れは何処かへ飛んでしまった。 |
|
茶臼山(2384m) 樹林の中で展望がない。 直ぐ左へ進むと展望台がある。 以前来たときはメンバーが疲れてもう駄目と・・・ たしか行かなかったような気がした。(やっぱり行っていなかった) |
|
茶臼山展望台 ここからは素晴らしい大パノラマだ。 |
|
縞枯山へ 縞枯れは、亜高山帯針葉樹林のシラビソ・オオシラビソが帯状に枯れ、 その縞枯れの帯が、山頂に向かって長い年月をかけ 移動していく現象である |
|
ハクサンシャクナゲ |
バイケソウ |
縞枯山(2403m) 展望がないが休憩。 |
|
途中から八柱山と雨池が望めた。 |
|
次第に道は険しくなり大きな岩を乗り越えたり 体力が消耗する。 |
|
三つ岩(一峰) 三つのピークからなり距離は短いが道は半端じゃない。 |
|
鎖場もある。 | |
|
三つ岳 |
|
三つ岳の下りの鎖場 |
|
岩場に咲くタカネニガナに疲れた心が和みます 三つ岳から下るとやっとロープウェイからの道と合流地点 ここからはハイカーの行列だ。 分岐の木陰で私たちがランチタイムしている前を 59名の団体さんに続いて多治見山岳会の大所帯が続き その他ファミリーなど人の列が切れ間が無い。 |
|
北横山荘に到着 やれやれトイレを借用 山中で用をたせない私は有料でも本当にありがたい。 |
|
北横岳山頂(2480m) 何度か訪れているが厳冬期に来たのが 何時頃だったのか記憶にないかも・・・ 陽射しはジンジンと肌に食い込むようだ。 日焼けが心配でバンダナで頬かむりです 明日はダンスパーティーの予定だし、前日友人と 衣装を買い込んだりしたので日焼けは真っ平ごめん! |
|
北横岳から大岳へ向かう 大岳は20年前、巨石の悪路に途中で時間切れで 断念した苦い思い出がある。 |
|
大岳(2382m) 苦難?を乗り越えて大岳山頂! バンザーイ!! 山頂に小さな石仏があった。 八ヶ岳では石仏、石祠はお目にかかったことがないので珍しい。 |
|
まだまだ、厭らしい岩の道が続く 岩を飛び越えたり、よじ登ったり、両手両足がフル回転だ。 もう、膝はがくがく、大腿骨はぎくしゃくストレッチ体操をしているようだ。 途中に天狗の路地と言う場所があったが まるで天狗になったようにヒラリヒラリ?と言うわけにはいかない。 筋肉が硬直状態だ。 チョウジコメツツジ 可憐な小さな花たちに癒されます |
|
双子池ヒュッテ 北横岳まではハイペースでこれでは楽勝と内心喜んでいたのだが 大岳の悪路に大幅にペースダウンした。 もうバテバテのメンバーにリーダーの判断、双子山は断念して 亀甲池経由で下山口の竜源橋に向かうことにした。 それでも、まだ2時間はかかる。 双子池 ここは雄池と雌池があり、森閑とした神秘な湖面 木陰で十分な休憩。 ここで私のブログを見ているという女性に出会った。 「とてもわかりやすくていつも見ています」 そして私の名前まで知っている! 「ジェジェジェッ!!」 時々山中でこんな方に出会うことがあり 良くわかると感心する。 |
|
天祥寺原 蓼科山の帰路通過した場所だ。 ここで大休憩 ここからは登山道は楽園のようだった。 |
|
イチヨウラン |
|
歩きやすく、走ってもOKの道になった。 まだ陽は高いのに樹林の中は薄暗くなり、歩くのが嫌になるほどだった。 でも、中山道歩きよりは足の痛みがなく道はアスファルトではないから 歩きよい。まだまだ増しだ。 |
下山口の竜源橋は6時15分に無事到着。やれやれお疲れ様! ドライバーの二人は登山口の麦草峠まで車の回収に出向いて行った。 その間、我々は待つこと1時間、草むらに座り込み雑談にふけった。 帰りは白樺湖畔のスズランの湯で汗を流し、 膝痛を心配しながら参加した今回、無事に縦走を終えて 達成感に満足した一日に感謝し帰路に着いた。 リーダーはじめ参加の皆さんありがとう!! |