高峰山・池の平散策
2015.7.20
猛暑の続く毎日に軽い山、涼しい山へでかけよっと・・・・
一昨年思いがけず出会ったアサギマダラにまた会えるといいなぁ
我が家を8時出発。 なんか気が抜ける時間だが、登山口まで2時間。 ゆっくり間に合うが展望は期待できない。 高原ホテルの裏のトイレは2年前は改修中だったが 今は綺麗なトイレになっている。 石の鳥居から山頂へ向かう。 |
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ゆっくりと樹林の中を歩いて、時々立休みして爽やかな風に 幸せ気分にしたる。 山頂は元気な同輩女性グループ、ファミリー、中高年カップル 結構賑やかだ。 夏雲が元気にモクモク・・・・・ 展望は良くない。 木陰でランチタイムし下山する。 |
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この分岐から今日は高峰温泉に下る。 |
途中から先日歩いた水の塔山〜籠の登山の稜線が良く望めた。 残念がら今日はアサギマダラに会えなかった。 アサギマダラのお好きなヨツバヒヨドリもまだ咲いていなかった。 残念! |
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高峰温泉手前の林道に出て、車坂峠まで緩やかな 登りだ。 散策の人や登山者で賑やかだ。 |
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下山後、今冬スノーシュで歩いた池の平の見晴岳まで歩こうと・・・・ だが、雷の丘で一休みしたら、帰ろうっか(^_^;) 帰路はつつじの湯で汗を流し高原キャベツを購入して帰宅。 下界は今日も猛暑だったらしい。 帰路の車中のラジオでは水上が短期記録大雨注意報とか・・・・・ 北の空は真っ暗だった。 |
高峰山・三方が峰
2013.7.31
過去の記録 2013.1.13
コースタイム
自宅7:30→→車坂峠9:45→高峰山山頂10:50〜11:10→車坂峠12:00
池の平P13:30→三方が峰14:00→池の平P15:00
木曾駒ケ岳の予定が都合により延期になった
何処か涼しく簡単に登れる山を・・・・
標高2000mの車坂峠は車で入く夏でも涼しい
車坂峠から短時間で登れる高峰山は花の種類も多いと聞いたことがあった。
池の平湿原と抱き合わせれば一日涼しい山の空気に浸れる。
そんなわけで急遽、長野へ向かった。
国道18号線から追分の信号を浅間サンラインへ信号が少なく浅間の山麓を走る
浅間の雄姿と外輪山の姿に見惚れる。
サンラインからチェリーパークラインへはいる。
クネクネとした林道脇に句碑や歌碑が24基立っている。
交通量を気にしながら車を停めて読んでみると
面白いのが小林一茶の
「昼の蚊や だまりこくってうしろから」
チェリリーパークラインの道沿いの深い緑の間から涼しい風が流れてくる。
車窓を開けるとひんやりした空気に体中が冷気に包み込まれた。
みどりの斜面がピンクに染まっている。
シモツケソウとヤナギランの群落だ。
車坂峠の駐車場は既に満車に近い状態だった。
駐車場の裏が黄色に染まっている。 ニッコウキスゲの大群落だ。 水の塔山、籠の登山の稜線が素晴らしい。 空気はひんやりして清々しい。 車坂峠から周辺の山へ向かう登山者がそれぞれの 登山口へ向かっていく。 |
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私たちは高原ホテルの裏から鳥居をくぐり高峰山へ向かう。 鳥居をくぐった登山者は私達だけだった。 登山道の脇にはハクサンフウロ、オダマキの花たちが 迎えてくれた。 最近積雪期に訪れたばかりだが、夏に訪れたのは 今回が初めてだから新鮮な気持ちだ。 |
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ヨツバヒヨドリがお好きなアサギマダラ達が花の周りにヒラリひらりと群舞していた 遠くて写真は無理かな? 優雅に飛び交うアサギマダラにしばし立ち止まって見入ってしまった。 初夏から夏半ばまでいつでも身近に見かけるアサギマダラ。 この小さな蝶 が日本列島を縦断、さらに南の沖縄や台湾まで 延べ2000キロb以上を飛んでいくそうだ。 翌年春、その逆のコースを日本に渡ってくる。 その小さな蝶の華麗な飛翔の姿に想像できない行動力だ。 |
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登山道の脇は次々にお花たちのオンパレードだ。 ハクサンフウロ コウニユリ マルハダケブギ |
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シャジクソウ ヒメシャジン ニッコウキスゲ |
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マツムシソウ ウスユキソウ ツリガネニンジン |
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シモツケソウ コキンレイカ シュロソウ |
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ホタルブクロ カラマツソウ ノアザミ |
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途中の尾根から高峰山が望めた 青空が広がっているものの、次第に下からガスに 包まれてしまいそうです。 アルプスの展望はダメだな。 |
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高峰神社 |
山頂(2040m)に到着。 先ず、高峰神社に参拝しいつものことながら 健康祈願をする。 ランチには時間が中途半端なので 取りあえず下山することにする。 私たちの独占の山と思いきや 山頂に一組、下山中にあとからあとから登ってきた。 賑やかな山に変身。 車坂峠でランチタイム。 時間に余裕があるので予定通り池の平湿原に車で移動。 |
池の平湿原 (三方が峰) 子供が小学生の夏休みに家族旅行で来た思い出の場所だ。 初めて訪れた湿原はガスが立ち込めて凄く幻想的で神秘な雰囲気だった。 日本にこんな素敵なところがあるのだって感激した。 それから時が過ぎ、山歩きを始め、自然の美しさからたくさんの感動を受けた。 |
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池の平周辺は小学生の団体、グループ、ファミリーで 大賑わいだ。 湿原に入り、奥に進むと人影は少なくなった。 湿原はヤナギラン、ネバリノギラン、ワレモコウ、ハクサンフウロ ニッコウキスゲ、アヤメなどなど・・・ |
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アヤメ バイケソウ ワレモコウ カワラナデシコ イブキジャコウソウ クガイソウ ヤナギラン オオヤマオダマキとオダマキのコラボ ネバリノギラン |
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コマクサ園のコマクサはちょっと見ごろを過ぎたようだった。 高山植物の女王は健在だったが先日草津白根山で 素晴らしい群落を見たばかりでちょっと興ざめした。 株も花も小粒で少々見劣りがしたようだった。 |
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地元は35度の真夏日だったらしいが 山のさわやかな空気と花たちに包まれて爽快な気分の一日だった。 高峰山は何度でも訪れてみたい山の一つになった |