尾瀬ヶ原散策
2013.7.17
コースタイム
自宅6:30→→鳩待峠8:40→山の鼻小屋9:50休→中田代→竜宮小屋11:20〜12:30→
山の鼻小屋13:40〜13:50→鳩待峠15:10
尾瀬は何度も訪れているが最近の山行は2009年5月に残雪の景鶴山の帰りに尾瀬ヶ原を歩き
また、同年の7月に山の鼻小屋から至仏山を訪れた。
あれから4年があっという間だった。
今回、友人が尾瀬へ一度も行っていないから是非にと頼まれてニッコウキスゲの頃に以前から計画していた。
天候がいまいち思わしくなかったが、私のスケジュールが今夏予定が立たず思い切って出かけることにした。
昨年はニッコウキスゲがとても少なかったらしいが今年は まずまずらしい。 現在はマイカー規制のためタクシーで鳩待峠に行くしかない。 待たずにすぐタクシーに乗車出来た。 雨から曇りまた午後雨の天気のためかハイシーズンの今日は いつもよりハイカーは少ないそうだ。 |
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緩い下りの石畳の道、木道の下り坂は 快適に足が進む。 この時間に下から(山の鼻小屋)鳩待峠へ向かってくる ハイカーが多い。多分泊りの方たちだろう。 樹林の中はみどりの風が快い。 ウグイス、ホトトギスのさわやかな囀りが響き渡っている。 |
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山の鼻に到着。大勢のハイカーが休憩している。 私たちもここから先にトイレがないのでゆっくりと休憩。 するとカッコウの声! 尾瀬ヶ原初めてのメンバーはウキウキしている。 私は尾瀬ヶ原から燧ケ岳、至仏山がどうか見えますように・・・ 祈るような気持だった。 樹林を抜けると遙かに燧ケ岳、振り返ると至仏山が大きく 迫っている。 やれやれ良かった。 次はニッコウキスゲが咲いているだろうか。 |
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尾瀬ヶ原に出るとカキツバタの群落。 木道の周囲にも今が旬と咲き誇っている。 |
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アザミも咲き始めて綺麗だ。 |
トキソウ |
キンコウカもあちこちに群落をつくり 目立っている。 何よりも感激したのは湿地の草むらにトキソウのピンクの 可憐な姿が多く見られたことだ。 尾瀬ヶ原は東京から昨夜大清水から入山し、弥四郎小屋に 宿泊した中学生200数十名の団体。今日は尾瀬ヶ原を縦断して 鳩待峠に向かうという。 5、6人のパーティーに分れ、次々に挨拶しながらすれ違う。 |
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ナガバノモウセンゴケ |
ニッコウキスゲ |
逆さ燧ケ岳 雲を重そうに頭で押し上げながら美しい姿の燧ケ岳 ニッコウキスゲの群落 燧ケ岳 至仏山 |
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竜宮小屋 遠くに小屋が見えながらなかなか到着しない。 ここでランチタイム。冷たいビール!美味いね! ここからヨッピ橋経由で戻る予定だったが ランチが終わり、さァと腰を上げるとポツポツと降り出してきた。 予報では午後は雷雨の予報もあった。 原っぱの雷はご勘弁を・・・・・クワバラクワバラ(+o+) ピストンして帰路に着くことにした。 |
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帰路の池塘にはヒツジグサが顔をのぞかせていた。 |
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ワタスゲも今年最後の命を精いっぱいに燃え尽きようとしていた。 それにしても三連休後の尾瀬ヶ原は終日、上空をヘリコプターの 音が響き賑やかだった。 荷揚げ、ごみ処理に大忙しだったようだ。 |
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燧ケ岳の山頂は再び重い雲が垂れ込めてきた。 ニッコウキスゲはこれからどんどん花芽が増えていくでしょう。 |
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オゼタイゲキ カラマツソウ クルマユリ ミズチドリ ヤマオダマキ オオレイジンソウ |
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尾瀬のボッカさんが休んでいたので 質問? 一回にどれくらいの重量ですか? 一日平均70〜80kgの荷物を運ぶそうです。 連れたちは上り坂にハァ―ハァー・・・・・ 私は歩調を合わせていると三日後の八ヶ岳分水嶺の 歩行時間7時間のメンバーに付いていけないと不安なので お先に失礼と連れを置いて急ピッチで鳩待峠に向かった。 バスに乗り込むと雨は本降りになった。 花豆ソフトを横目で素通りしたが、 バスの運転手さんはまだ発車まで大丈夫だよ。 尾瀬に来たら食べなきゃ・・・ ソフトクリーム片手に満足!! |
帰路はカモシカ村の湯に寄ってみたが店内は真っ暗で誰もいなくて
大回りして花咲の湯で汗を流し、グラスビール、花咲そば、尾瀬豆腐に満足!満足!
また秋の草紅葉に来たいねー