物見山
                   
  (1375m)
                                  
           2013.11. 6(水)

                                      過去の記録  1992.5.2(物語山の帰路)
                                                              2004.1.11
                                             2006.3.26(県境歩き隊 八風山〜内山峠)

コースタイム
浜川P8:00→→神津牧場P10:00→物見岩11:10→物見山12:00〜12:50→香坂峠13:20
→馬頭観音13:40→神津牧場14:15〜14:40→神津牧場P14:45

秋晴れの今日は暇を持て余し、友人と軽く歩きながら神津牧場で美味しい牛乳でも飲んで来よう!
牛乳と雲一つなく静かな山を楽しんできた。



下仁田を過ぎ国道沿いの山肌は朝日に照らされ紅葉が
鮮やかに素晴らしい。

神津牧場の広い駐車場に2台の車があるだけ。
登山者ではなく観光客のようだった。

駐車場の隅に案内標識があり木製の階段を上がる。
辺りはすっかり葉を落とし、初冬の寒々した雰囲気だ。


幅広の道は落ち葉が敷き詰められ、かさこそと枯葉を踏む音が
響く。
枯葉の下に小石がひそみ、時々よろけてしまう。

昨夜、遅くまで忘年会のダンスのレッスンをしたので
脹脛が重く少々疲れ気味だ。

次第に道幅が狭くなると道は荒れて、小さな沢を2回渡る。

枯れ枝を飛び交う小さな小鳥たち。
暫くぶりに聞く小鳥の囀りに、しばし立ち止まって聞き惚れてしまう。
良い声だねぇ♪


40分ほどで車道に出た。
直ぐ反対に標識があり、再び山道に入る。
5分ほどなので物見岩へ行くことにした。


岩に這い登ると目の前の荒船山の艫岩、八ヶ岳、西上州の山並み、
360度の展望だ。

遠くは靄っているが、きっと北アルプスも見えるかもしれないね。



樹幹からこれから向かう物見山の鉄塔が見える。
再び車道に戻り、群馬と長野県境を越える。

7年前、八風山から内山峠を歩いた記憶がうっすらと
浮かんできた。


車道を縫うように出たり山道に入ったりし
鉄塔がだんだん近くなると牧柵に沿って緩い坂道を
行く。

のんびり山行でもやはり疲れるなァ。


左に神津牧場が一望できる。
広々して気持ちが良いなァ!


電波塔の立つ物見山の山頂。
山頂は我々の独占、風がなく雲もなく温かい。

ゆっくりとランチタイム。
単独のハイカーがおにぎりを一つ頬張って、すぐに
下山していった。

私たちは八風山方面へ向かう。


おー!
牛が群れを成してゆったりと牧草地で遊んでいる。
こんな牛を見るといつも羨ましいと感じるのは
私だけじゃないかもね・・・


香坂峠
ここは八風山と神津牧場の分岐点だ。

私たちは神津牧場へ向かう。
幅広の遊歩道は快適だったが次第に道は
大雨で抉られ道がへこんで歩きづらくなった。


馬頭観音があり、標識は所々にあるし迷うような個所はない。
でもぐんぐん下るから最後はグッと登りが待っているのかな?


小さな沢の石橋をいくつか渡る。
ちょっと危なげな橋もある。


神津牧場の赤い屋根が見えて来た・
「あれ!たぬきだよ」

道端に親子連れのたぬきが3匹じっとこちらを見つめていた。
2匹は直ぐに草むらに入って行ったが、一匹は私たちが
近づくまでじっとしていたが、のっそりとこれも草陰に行ってしまった。

美味しい食べ物があって、心残りだったようですね。


神津牧場にはウサギやロバ、山羊など小動物が
檻の中で元気に飛び回っていた。
 

売店に寄って搾りたてのホットミルク(170円)と
ドーナツでおやつタイム。

観光客の姿がちらほら。
静かな山の牧場で時間の過ぎることも忘れて
安らぎのひと時だった。 

駐車場に戻ると他県ナンバーの車が5.6台が主を
待っていた。


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