兜岩山
                                  
           2013.9.22

過去の記録
2003.4.29   2010.4.24

コースタイム

浜川P→→9:50荒船不動尊駐車場→荒船不動尊9:00→星尾峠9:40→10:25近道分岐→御岳10:40→御岳分岐→
田口峠分岐11:30→兜岩山11:40〜12:40→御岳分岐13:50→近道分岐14:10〜近道^荒船不動尊駐車場14:50
参加者 CL藤井、田所、宮沢、横澤

3連休はパーティーのほかに山の予定がなく、天気は良さそうだし
暫くぶりに同輩の二人と近場の山へ行こうと、
迷った末、長野と群馬の県境の兜岩山に決まった。
飛び入り参加の横澤氏と4人で登山口の内山峠へ向かった。
紅葉の時期に来たかったが、紅葉の時期はあちこち予定があるし
また、いつか紅葉の頃に来ましょう。



荒船不動尊下の広い駐車場
ここは登山者用の駐車場になっている。
帰路に近道を利用すれば、ここの駐車場が都合が良い。

他県ナンバーの車が1台あっただけ。
身支度を終えて舗装された林道を荒船不動尊まで
4,5分登る。


荒船不動尊
ここにも数台の駐車できるが
参拝者の駐車場になっている。


本堂の左から登山道に入るのだが
蜂の巣が左の木にあるから本堂の裏から踏み跡を
辿って、登山道に入った。

こんな熊の写真と注意書きがあった。

今にも飛びかかりそうでクマ避けの鈴を出そうとしたら
同行の横澤氏は補聴器を使用しているため
金属音が響くので
「私が鈴代わりにお喋りして歩くから、鈴は付けないで」

ま、熊のような氏が同伴だから大丈夫と頼りにすることにした。


予定通り40分で星尾峠に到着。
ここは荒船山の分岐、休憩していると単独の登山者にあったが
荒船山へ向かっていった。
星尾峠の名前の由来は麓の星尾部落から名づけたらしい。
なんとなくロマンがあるような峠です。



御岳の分岐までアップダウンのある自然林の中を
枯葉を踏みしめ休憩をしながら約1時間。



帰路に寄る予定だったが分岐から御岳へ往復30分で
御岳がある。

ちょっとした岩場をよじ登るとうす暗い木立の中に
御岳は木曾に向かって立つ神官姿の銅像が建っている。
木曾御岳へ行くのが大変だったのでここから遥拝した信仰の
地だ。


登山道の脇に熊の爪あと。
じぇ!じぇ!
怖いな、熊さん出てこないで!

御岳分岐まではピンクのテープがあったが
その先は目印はないが、迷うことはない。


分岐から急坂を田口峠に向かって下る。
帰りの登りがきつそうだ。

ローソク岩の基部の巻道、やせおねを辿って
北斜面をトラバース。
3年前、4月末でここは残雪があった。
ローソク岩を巻くあたりが少々危なげな道だ。

田口峠分岐から20分ほどで板橋がある。


田口峠分岐。
ここから15分で兜岩山山頂だ。


三等三角点がある山頂は広いが樹林の中で展望は無い
山頂から西に少し下ると西峰、ここは180度の展望で
残念ながら北アルプスは靄って見えなかったが
茂来山、八ヶ岳、御座山、西上州の山々の展望、
眼下に広がる森の緑はうっすらと秋の気配。

ゆっくりとランチが出来た。


帰路は足元に注意、自称女性保護部の横澤氏
さすが女性の面倒が良い。

一歩一歩に配慮してアドバイスしてくれる。


下山は地図上に近道とあり、時間が短縮なので
近道を利用することにした。

今回で3回目だが近道は未踏のルートだ。
この朽ちかけた標識の反対の木に黄色のテープが目印だ。

       


道は一部荒れて崩れていたが問題なく通過できた。
荒れた山道は治山工事で堰堤作業で道が沢を渡り返すが
しっかりした表示があり歩きよい道だった。

途中で鹿の鳴声がしきりと聞こえていたが
前方の林道を小鹿が凄い速さで跳ねるように横断していった。
ずいぶん生息している模様だ。


朽ちた危なげな橋を何度かわたると
駐車場が直ぐだった。

先行者の車はなかったが、他に2台、ほとんどの方が
荒船山へ向かうらしい。

この日も兜岩山は我々だけの独占の山だった。
静かな山を同年輩の仲間でゆっくりと楽しむことが出来た。
 

内山大橋から御岳、孫ローソク、子ローソク、ローソク岩、
どっかりと兜岩山の姿が眺められた。

今度は星尾集落を見てみたいし田口峠から登ってみたい!


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