岩菅山
(2295m)
                                              2013.10.18(金)

過去の記録
1993.8.8(高天原スキー場ピストン)   2007.8.11(一ノ瀬林道ピストン)

コースタイム
浜川P6:00→→高天原スキー場9:00〜リフト〜岩菅山登山口10:00→寺小屋→金山沢の頭→ノッキリ11:55休
→岩菅山頂12:45〜13:15→ノッキリ→中間点14:05休→小三郎小屋跡(分岐)15:14休→底清水15:10→高天原スキー場16:20

参加者 CL星野、、池田、野中、高橋(厚)、水野、藤井、
小野里、福島、大野、金山、坂本、塩沢

昨夜のニュースで関東北部草津は初冠雪の便り、
志賀草津道路は通行は大丈夫かな?
周辺の山はうっすらと雪化粧している。
取りあえず軽アイゼンと、防寒具は念入りにザックに入れた。

 

先日、訪れた芳が平はすっかり葉を落とし
冬枯れの山になっていた。

渋峠を過ぎると霧氷が目に付き、
北アルプスの銀屏風に思わず歓声が上がった。
目前の笠が岳が立派に見える。 
 

一ノ瀬スキー場に到着が1時間遅れだ。
止む無くリフトに乗車(片道400円)

スキー場トップから北アルプスの絶景をしばし楽しむ。 
 

スキー場左手にこれから目指す岩菅の雄姿が望めた。
近そうに見るが、かなりの歩きでがありそうだ。

初めてこの山を歩いたコースは一ノ瀬スキー場から
ピストンだった。
疲れた記憶しかない。 
 

ようやく登山口の標識にやれやれ!
なんと、丸太の階段は雪に埋もれていた。

雪の重みで垂れた枝を藪漕ぎ、上からドサッドサッと凍った雪が
容赦なく降りかかる。

上着は直ぐにびっしょりになってしまった。 
 

寺小屋峰
見覚えのあるピークだ。 
 

金山沢の頭
ここは赤石山の分岐点でもある。
 
 

金山沢の頭を抜けると明るく快適な稜線歩き、
紅葉は遅く、ダケカンバはすっかり葉を落としてしまった。

横手山、赤石山など展望が良い。
正面に岩菅山がどっしりと・・・

素晴らしい展望だ! 
 

ノッキリまで頑張って歩く。
お腹は減ってきたし、心配した右ひざに
痛みを感じた。

なんとベンチに可愛い雪だるまトリオがナナカマドの
赤いオメメで微笑んでいるようだ。

ちょっと腹ごしらえだ。カレーパンが実に美味しく感じた。
 

さて、ゆっくりもしてられない。
山頂まで今回一番の急登が待っていた。
暫くぶりのロングコースに私はバテ気味だ。
ノッキリから標高差220mのガレた岩場を慎重に山頂へ。 
 

やっと山頂に到着。
アー思い出した。
4度目だったのに山頂が浮かんでこなかったのだ。 
 

三角点はこの奥にひっそりとあった。

最後に訪れた時、裏岩菅に行きたかったが、
同行者は皆、首を振って仕方なく山頂を後にしたのだった。
今度は私の体力の限界、裏岩菅山の姿をを眺めるだけで
もう、訪れることはないだろうな・・・
 
 

帰路はノッキリから一ノ瀬スキー場へ下る。
こちらのコースは雪道をサクッサクッと 歩きよい!
 

やがて幅広の平坦な道は落ち葉を踏んで
快適そのものだった・ 
 

アライタ沢の豪快な音を聞きながら小さな木橋を渡る。

この先で 先行者の登山者がストックを沢に落としてしまった。
沢の窪みにぐるぐる回転しているストック。
見かねたリーダーはザイルの先に石を巻きつけて
見事にストックを引き上げた。

思わず拍手!!
 

小三郎小屋跡
一ノ瀬登山口の分岐。以前はここを下った。

今日は上條用水路に沿って一ノ瀬スキー場へ
平坦な道を行く。
 


 
上條用水路
堰の両側を石積みしてあり、風情ある用水路だ。
その筈江戸幕末〜明治にかけて作られた
農業用水路で山ノ内町上条まで23km続いているそうだ。 
 

スキー場近くになってモミジの紅葉が待っていてくれた。 


16時20分高天原スキー場に到着。遅くなったので今日は温泉入浴は無し。
帰路の草津志賀道路は霧が深く、真っ白の闇に包まれてしまっていた。

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