大源太山(谷川・武尊)
          (
1594m)                                                 
                                                     2012.7.29

過去の記録  2010.6.9

コースタイム
浜川P5:00→→旭原登山口P6:45→謙信ゆかりの道分岐7:00→大源太山10:00〜10:20→清水峠分岐13:30→
七つ小屋山12:05〜12:40→蓬峠分岐13:30→シシゴヤの頭14:25→謙信ゆかりの道分岐16:25→旭原P16:45

L城田、三浦、生方、水野、押山、柳田、船津、藤井

アルプス山行を控えてちょっと長丁場の山へ行こう!  と・・・
連日の猛暑に新潟の山はさぞ暑かろう、虫がいっぱいと対策は充分にして出かけた。

前橋はピーカンの天気、ところが谷川岳を境にトンネルの向こうは雲に覆われていた。
ついに上越のマッターホルン大源太山の姿は見ることが出来なかった

写真は前回(2010.6.9)撮影
              



駐車場に先行者の車が数台。
今日は前回と反対周り(時計)のコースだ。

ちょっと時期がずれただけで登山道は雑草が生い茂り
花は姿を消してしまった。


第一渡渉地点
水量が少なくトラロープを頼りに全員難なく渡渉した。


今度アルミの梯子だ。
あれ?前回あったかな?


第二渡渉地点
濡れた石は滑りやすいがここも全員クリアだ。


樹林の中をひたすら上る。
結構な急な斜面、汗が滝の如く滴り落ちる。
風は全く何処に行ってしまったのだろうか。
時々ハルゼミの声に元気付けられる。


アカモノ   登山道の脇に所狭しと赤い実があった。
シラタマノキと思ったがアカモノの実だった。
匂いを嗅いでもサルチル酸の匂いがしなかった。

葉が同種類なので見分けがつかない。




稜線に出ても一面ガスに包まれて展望が全くない。
ただひたすら足元を見て山頂を目指す。

心配した虫はトンボの餌食になって一匹も見当たらない。


大源太山(1598m)
皆さんバテバテの様子だったが
写真は全員笑顔でハーイ!パチリ!


山頂直下の鎖場は一人づつ慎重に下る。


今日はリーダー始め男性陣4人の足元は危なげだ。
大丈夫?かな・・・・・


清水峠分岐
後続隊の姿が見えず、しばらくお座りして待つことにした。
相変わらず真っ白の闇の中だ。


七つ小屋山の山頂でランチ
あれッ、食事が終ると先ほどのハイカーは
いつの間にか誰もいない。


稜線漫歩の楽しい展望は全くなく、
ガスの切れ間にでも大源太山の雄志が見えれば
きっと元気をもらえるのに
振り返り振り返り眺めたが無駄だった。



芳子さん撮影



コゴメクサ(私の御印)


クルマユリ



ハクサンフウロ



ウツボグサ



クガイソウ



キオン



シモツケソウが斜面をピンクに染めています


蓬峠分岐
この辺りから前夜寝不足のリーダーは体調が
思わしくない様子だ。
休憩になるとぐったりと眠り込んでいる
「大丈夫かな?寝ていては何時までたっても下山
できないよ。」

ここから踏み跡を隠すように草が生い茂り
トップを行く私は足元の草をストックで掻き分けながら
蛇よ居たら逃げておくれ と祈りながら・・・・・
やはり、居たらしい
私が気がつかないだけだった。


ヨツバヒヨドリ
シシゴヤの頭に向かう。
小さなアップダウンが続き、一番しんどい所だ。

今日はBランク山行が初めての人が数人。
大分辛そうだ。

心配した私の脚力はいたって快調!
アルプスに向け不安は解消された。



S 氏撮影
山中で休憩中 
後姿の元校長先生 さすが貫禄がありますね
私はお説教されて汗をだらだら流し
「あの・・その・・す、すみません・・・・・」  そんな感じです


シシゴヤの頭
すっかり木々に覆われて前回と様子が違っていた。


シシゴヤの頭から急な下り(約2時間)だが九十九折の
道で歩きよくブナの巨木が美しい。
シラネアオイの花はすっかり息を潜めていたが葉は
まだ活き活きと名残を留めていた。

途中で足が攣ったOさんもすっかり元気回復だ。
沢音が次第に大きくなったが水平道が続き
沢までが遠く遠く感じた。


唯一の水場
謙信ゆかりの道分岐間近にある水場
前回は登りに通ったので水場をあまり意識しなかった
が、下山の行動時間10時間近くになり貴重な水場だった。

夫が生前、山の湧き水が飲みたいと言っていたので
必ずお土産に汲んでいきます。

喉がからからで冷たい水は最高だ。
500mlを一気飲み干した。

 出会った花
キオン アキノキリンソウ オオバギボシ コゴメクサ ウツボクサ ツルリンドウ
ホツツジ ミヤマクワガタ クルマユリ ハクサンフウロ トリアシショウマ シモツケソウ

夕立の心配したが行動時間10時間に予定通りに登山口に到着した。
駐車場には我々の車がポツンとあるだけだった。

翌朝 水場で汲んだ水でコーヒーは格別な味だ。

心配した筋肉痛は無く、昼からのダンスパーティへいそしそとお出かけ。
ビールをちょっと頂いたためか軽快?なステップ と言いたいが
あれッあれッ?っとステップを間違えたりこれもご愛嬌かな・・・・・
殆んど3時間踊りっぱなしの私はさすがに疲れました。
齢だから自重しましょう

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