カヤの平高原(奥志賀)
     
                                              
                                                    2012.7.22

コースタイム
浜川6:00→→カヤの平自然休養村9:20→西コース〜分岐10:00〜東コース→八剣山分岐10:45⇔八剣山(往復35分)
→昼食11:25〜12:00→西コース〜分岐12:20〜東コース〜自然休養村13:00
  

                参加者   L福田、酒井、新井、原崎、金山、舟岡、伊藤、小澤、宮前、野中、横澤、山口、藤井

玄関を開けると小雨がぱらついている。
こんな天気は山は寒くて展望が悪いし、でも行くしかないだろう・・・
しぶしぶと集合場所に向かった
最近集合時間ギリギリになるが、今日は早いぞ。ところが殆んどの人が集合していた。

カヤの平高原は奥志賀も奥の奥で細い林道をクネクネと野沢温泉の南東にあった。
集合場所から約3時間でようやくカヤの平高原に到着した。

日本一美しいブナ林、信州最大のブナ林
キャッチフレーズ通りカヤの平高原のブナは
ブナらしい白い美しい木肌が森の奥深くに自然のままにあります
森の女王のようにしなやかな姿で私達を迎えてくれました。



総合案内所前に駐車し、身支度をしていると
ひんやりした空気に小鳥達の啼き声・・・・・
あれ?カッコウ♪カッコウ♪
  氏が会いたがっているカッコウの声です
私が聞いては申し訳ないような・・・・・

ウグイス、ホトトギスは静かな森の中で
遠慮なくもひときわ大きな声で囀っています。
 


高原はまだ人影が疎らで放牧された牛たちものんびりと
木陰で休んでいます


総勢13名の長い列が原生林の中へ入っていきます
歩き出して直ぐにぶなの林が続きます

行けども行けどもぶなの林
ぶなの緑は濃くなっていますが木肌が白くとても
綺麗です。


直ぐに東コースと西コースの分岐です
私達は西コースから入り、この分岐から東シコースに
入ります。8字縦走ってなわけです。

ここは人里から離れ、俗世界から孤立したような
秘境の地。
心配した天気はすっかり回復し、ガスの立ち込めた
幽玄の景色を想像していたが日焼けの心配するようでした。


しばらくして樹幹からオレンジ色が鮮やかにみえます。
北ドブ湿原です
そこはキスゲとワタスゲが一面に咲き楽園のようです
木道の下にはトキソウ、サワランの小さな淡いピンクの花たちが
息をひそめる様に咲いています
写真に撮ることが出来なかったが見るだけで充分です


ニッコウキスゲの群落


ワタスゲも今日は静かです






湿原の奥にあづま屋があり、直ぐ先に
八剣山の分岐があります

希望者だけ、と言っても11名が往復30分の山頂へ
行きました。
展望不良と案内にあったが、その通り山頂は空しか
見えません。

分岐で待つ二人がいるので写真だけ撮って下ります。
木の根が滑りそうでわずかな距離でも油断は出来ません。
 
              ブナ
日本の昔ならどこにでもあったブナの木は、長い間利用価値のない樹木として軽視ないしは邪魔者扱いされてきた。「堅い」、「よじれやすい」、「変形しやすい」、「腐れやすい」、「木地が白い」などの理由で、建材や加工用材をはじめとする実用木としての評価はきわめて低かった。そのことが逆に幸いして一時期まであちこちに手つかづのブナ林が残されもしてきた。
ヨーロッパではブナは清浄な空気や清冽な水を供給し、その美しく豊かな緑によって多くの動植物を養い潤すブナは、「森の母」と敬い呼ばれて昔から大切にされてきた。


           ぶなの巨木
ブナ林





巨木はコブ太郎と命名したくなるような
コブだらけです。

メンバーの皆さん何を話し合っていたのでしょうか

このブナ林は映画「阿弥陀堂だより」にも登場したそうな・・・

帰路は温泉入浴組と帰宅直行組に別れたが、万座の白濁の湯に惹かれたが
なにせ山は短く、帰路の乗車を思うと温泉は止め直行組にしました。


帰宅後我が家温泉に入り、お決まりコースのビールで乾杯!!
今日は車疲れ夕食は簡単メニュー
本当はランチでKさんの美味しいナス料理を作る予定だったが省略です

 Top

inserted by FC2 system