御座山(白岩コース)    日本200名山
            (2112m)                                    
         
                                                    2012.6.5(火)

                             白岩コース    30年前の???記録がありません、職場の男性3人と
                             栗生コース    1993.5.4    2008.11.18
                             山口コース    2004.5.15
                             長者の森コース 2006.9.21

コースタイム  14000歩
浜川P6:00→→白岩登山口9:00→長者の森合流点9:30→見晴台10:20→前衛峰11:00→山頂11:40〜12:40
前衛峰13:15→→見晴台14:00→白岩登山口15:10


参加者 L藤井、星野、小野里、宮沢、篠田、大野、高橋、松岡(正)、塩澤、長澤

御座山は私の好きな山の一つで今回で6回目になります
コースは四つありますが30年前に訪れた白岩コースをシャクナゲの咲く頃に
歩きたいと密かに願っていました。

カラマツの瑞々しい新緑、斜面を彩るミツバツツジ、豊かな表情のシャクナゲの
オンパレードでした。それとコルり、ルリビタキ、ウグイスのさえずりが森の空気を
一際と透明にしてくれました。
膝痛の私にちょっときつい歩程でしたがとても満足な一日でした。



白岩登山口は国道141号線から長野方面に
向かって小海大橋を左折し小海トンネル西の
信号をブドウ峠へ進む。
途中で小海駅のトイレを借用した。
以前、白岩の登山口が分からず一度は山口から
2度目は地元のお薦めで長者の森から入山した。

今回はシャクナゲが目的だからなんとしても白岩から
登りたいと思った。
白岩の登山口に入る小さな看板を見失わないように
右の道路沿いをキョロキョロ。

看板を右折して道なりに進むとこんな山の中に?
高原野菜の畑が広がっていた。
林道の終点までこのようなゲートを2箇所通過する。
閉まっているところは自分で開けて必ず閉める。


林道の終点が駐車場になっていた。
4,5台くらい駐車できるが、既に先行者の車が一台
停まっていた。
今日は平日だからいいが、休日は早めの到着が
いいかも・・・・・


杉林のクッションの歩きよい道が続く。
オオシダの緑が美しく元気良く茂っている。

小鳥のさえずりが響いているが、コガラの他は
分からないが、今日は小鳥や植物に詳しい松岡氏が
同伴だ。お聞きするとコルり、ルリビタキと教えてくれた。


やがて、登山道の脇にミツバツツジが丁度、見頃を迎えて咲き誇っている。
山肌を紫に染めて新緑とコントラストが素晴らしい。
トウゴクミツバツツジの見分け方  雄しべが8本以上ある。

    



       


ミツバツツジに見惚れているうちに
長寿の森の分岐、更に進むと見晴台があった。

今日は私の膝の調子が良くないのでゆっくりと進む。
リーダーの特権だ。


ミツバツツジの次はシャクナゲのお出迎えだ。
下山してきた私達よりはるか先輩と見られる男性グループは
まだ4分咲きくらいという。
ちょっとがっかりだったがシャクナゲはこれから咲き始めるところで
初々しく上品に(ム、咲き具合は丁度私達くらいでしょうか・・・・)

アズマシャクナゲの見分け方は 花弁が5つ

    


           


       


道は歩きよいが、急登が続く。
一歩一歩だ。ゆっくりと高度を稼ぐしかない。
前衛峰に到着。あと山頂まで35分とある。


小さな岩場を2つほど乗り越えるが、膝の踏ん張りが
利かない私は苦難の箇所だ。
これくらいの岩場でもたついているのじゃ、アルプスの
天狗の大下りは歩ける筈がないぞ。

夏までに何とか直さなくてはいけない。


倒木を跨いだり、くぐったり、先方が明るくなってきた。
もう直ぐ避難小屋に到着だ。


道は苔生しいよいよ急斜面になった。
膝に力が入らんよ・・・・・


山頂に到着だ。
山頂は岩稜で西はすっぱりと切れている。
要注意だ。


      女性陣                             男性陣       
    


岩陰にあちこちにイワカガミがびっしりと花を
付けている。
鮮やかなピンクだ。
花弁の繊細な形にいつも驚く。



一カップルの他は誰もいない。
静かな山頂から男山、天狗山、大きく八ケ岳の
山塊が広がっている。
昨年、男山から天狗山の縦走が懐かしい。

ランチタイムは雨の心配なしだからゆっくり
楽しみましょう。

1時間余を山頂でのんびり過ごした。


下山は同じコースをピストンだ。
薄日が射し、カラマツの新緑が一際緑が鮮やかに
輝いていた。

小鳥たちはもうねぐらに帰ったのでしょうか
ウグイスの一声を聞いただけだった。

登山口に到着するとトラクターなどの機械音が
聞こえ、畑で作業する人の姿が畑のあちらこちらに
あった。

やわらかそうなレタス、白菜の葉がちょっぴり
顔を出していた。


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