笠丸山・立処山(西上州)
(1189m)・(730m)
2012.4.30
コースタイム
浜川P7:00→→住居附登山口(沢コース)8:50→地蔵峠9:35→西峰10:15→
東峰10:30〜11:00→尾根コース登山口11:55→住居附P12:05
二つの山は10年ぶりで、記憶が薄れて初対面のような新鮮な思いがした。
登山口の住居附集落は桃源郷のような世界だった。
駐車場はギリギリセーフで確保できました。 前回訪れたときは登山口付近は林道の整備で 路肩に駐車し地蔵峠から南登山口に下った記憶が あります。 今日は反対コースの予定だったのですが 出発と同時に私達の直ぐ前を先行のグループが 南登山口に向かって行くので やはり前回と同じ周回コースにすることにしました |
|
駐車場のすぐ奥に案内の標識があります。 しばらく幅広の林道を歩いていきます。 |
|
やがて林道から山道に変わり沢沿いを歩いて行くと 青々した苔の沢が流れも清々しく道端には春の山野草が顔を覗かせています |
|
ムラサキケマン エイザンスミレ ニリンソウ ネコノメソウ ヨゴレネコノメソウ キケマン |
|
新緑が鮮やかに目に映ります 鳥達のさえずりに耳を傾けながら 良いなァ・・・やっと春を感じますね |
|
落ち葉を踏んで快適な道です 途中で下ってきたご夫婦に「アカヤシオは咲いて いましたか?」 「咲いていましたよ」 あー良かった! 今日はアカヤシオに会いに来たのだから |
|
45分で地蔵峠に到着。 ナラの大木の陰に小さなお地蔵様がポツンと 待っていました。 |
|
地蔵峠を過ぎると傾斜が増してきます |
|
ちらほらアカヤシオの花が顔を見せて 疲れた体を癒してくれます。 |
|
いよいよ斜度がきつくなってくると 真新しいトラロープがありました。 おーヤレヤレ。 下ってくる方が待っているからのんびりとロープに 掴まっていられません。 「すみません、7人です」 お互い譲り合って登下降します アカヤシオの様子を聞くと 「3分咲きくらいですよ」 (ありゃー・・・・) 途端に(一昨日の鳴神山〜座間峠縦走)疲れがドドッと来ます |
|
ロープを這い上がると右が西峰、左が東峰です。 とりあえず右の西峰に向かいます。 アカヤシオが咲いていますが 期待ほどではありません。 やはり今年は遅れているのでしょうか。 それとも花芽が少ないのでしょうか。 |
|
三等三角点のある西峰山頂です 西上州の山並が見渡せます でも、展望より今日はアカヤシオとヒカゲツツジ が見たかったのよん・・・・・ |
|
瘠せ尾根を戻り、東峰へ向かいます。 | |
ヒカゲツツジ |
アカヤシオ |
東峰山頂の祠に見覚えがありました。 駐車場にあんなに車があったのに 東峰がだーれもいません。 あまりお腹も空いていないけれど ランチタイムです。 あれ?ポツンポツンと雨粒。 早々に退散することにしました。 |
|
こちらの尾根は急坂です トラロープを片手に急降下です。 ヒカゲツツジは殆んど皆無でした。 これからなのだろうか? |
|
アセビの緑を所々にアカヤシオ、ミツバツツジが 彩りを添えています。 |
|
下りはやはり早いですね。 南登山口にあっという間に到着です。 ここには一対の常夜燈があり、こちらが表登山道 なのでしょうね |
|
ここから駐車場へ車道歩きです。 最奥の集落はシダレザクラ、ミツバツツジ、 アカヤシオレンギョウ、スイセン、ハナモモの 赤、白、黄、ピンク、紫に染められていました。 この多彩な景色が目に残り、山頂のアカヤシオは 影が薄くなってしまったようです。 |
|
下山が12時、まだ歩き足らないメンバー達は近くの立処山へ向かうことにしました
立処山(たとろやま) 730m
コースタイム こてつばし登山口12:55→鍾乳洞13:30→山頂13:50〜14:00 →登山口15:00
JAの道の駅に寄りトイレ休憩し、みそソフトクリームに一息入れてからこてつばしの登山口へ向かう。
この山は2度目だがここも記憶が薄く、もう一度訪れたい山の一つだった。
いつかついでの山にと、取っておいた山です。
登山口は諏訪山の帰りに確認してあったから迷うことなく車はまっしぐらです。
平原トンネルを抜け、秩父へ向かう橋を渡ると右に広い駐車場があります。
車で待つという二人を残して元気印の5人は意気揚々と山頂へ向かいます。
登山口から畑の中を横切り、薄暗い杉林の 中を行きます。 ジグザクの九十九折の道は今日二座目の体には きつい。 落ち葉の下に木の枝や石があって、下山はチョイ いやらしいなと思いながら黙々と歩きます |
|
踏み跡を注意しないと見失いそうです 訪れる人が少ないようで、今日は誰にも会わず 静かな山を独占できそうです。 鍾乳洞まで〇〇Mの朽ちた標識に励まされて ここが鍾乳洞入り口です。 近くに行くと冷気が漂っています。 帰りに寄る事にして先ずは山頂へ向かいます |
|
急斜面にロープや鎖に助けられトラバース気味 斜面を這い上がります。 そうそう、私は濡れたこの下りが怖かったのです。 |
|
下を振り返ると新緑が眩しいくらい鮮やかです。 緑の海から沸いてくるようです。 尾根に出て左に進みます。 大きな岩の基部にザックとストックをデポして 山頂へ向かいます。 この岩は石灰岩の脆そうな岩で雨水で浸食され 窪みがあちこちにあります。 |
|
三点確保で慎重に、ひとのぼりで明るい山頂に 到着。 直ぐ目の前に叶山の無残な姿、二子山など 展望が素晴らしい。 帰路に鍾乳洞に入りたいとメンバー四人は 勇んで入っていきました。 私が以前入ったときはコウモリに驚いたものです。 今日は遠慮真っ平ごめんです。 入った4人は真っ暗闇に度肝を抜き、 気持悪ッ!!と早々に穴倉から出てきました。 短時間な山ですがスリルと展望の小粒でピリッと した魅力の山でした。 |