久慈男体山・袋田の滝                                            
                                                     2012.1.15

コースタイム
浜川P6:00→
袋田の滝9:00〜9:50
久慈男体山    過去の記録1997.11.29   2000.??
大円地登山口10:30→健脚コース(クサリ場)→山頂12:00〜12:50→大円地越13:20→大円地登山口14:20 

                                 

袋田の滝
日本三大名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」
高さ120m・幅73mの大きさを誇ります。大岩壁を四段に流れることから、
別名「四度の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師が訪れた際、
「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と
絶賛したことからとも言われます。大子町の代名詞ともいえる、メインスポットです。

以前から凍結の滝を見たいと思いながらなかなかチャンスがなかった
数日前から冷え込みが一段と厳しくなりチャンス到来だ「よし!行くぞッ!」
久しぶりの男体山登山をおまけにして計画しました
と言うわけで今回は袋田の滝がメーンです
先に滝の観瀑をしてから男体山は後回しです
袋田の滝駐車場に到着すると久慈川の支流滝川の川面は既に凍結していた

胸をわくわくさせながら観瀑施設事務所へ向かった
9時から展望台のエレベーターが作動すると言うので
入場料300円を用意しながら受付に行くと女性職員が早く早くと手招きしていた
なんと9時2分前だったので入場料は不要らしい
おー!ラッキー!たったの2分が300円の運命の分かれ道になった
なんだかとっても得した気分でメンバー達はルンルン!




入り口から第一展望台まで280mくらいのトンネルを
行くと展望台から目の中に完全凍結した滝が大迫力で飛び込んできました
「ウワォー!!凄い!」息を飲むってこれですね
滝は完全氷結していました

自然の造形美に感動です

次はエレベーターで第2展望台に行きます
まだ観光客が少なくエレベーターは待たずに
乗れました


  
第1展望台から



第2展望台から



滝上部



滝中部



吊り橋から滝下部



エレベータから吊り橋へ移動です
吊り橋から遊歩道を駐車場に戻った

途中で人工の造形美
水道水を凍らせていました
寒いわけですね

久慈男体山(654m)


久慈男体山は15年前に訪れて以来3回目ですがコースの記憶が
無いのですが途中の登山道に遭難者の花束とお弁当が添えてあったことが
印象深く残って居るから多分、大円地をピストンしたと思われるます
今日は大円地登山口から健脚コース経由、下山は一般コースの大円地越の
周回コースを歩くことにした


袋田の滝へ寄ったから遅くなり駐車場の心配したが
運よく2台の車は駐車できた

駐車場から直ぐに男体山が眺められた
山頂直下に窪みがあったがこれは3.11地震の
後遺症で崩落したとのことだった

舗装道路を右に下り、大円地山荘の左から
登山道に入った
数件の廃屋が雑草に覆われて寂しそうだった


10分ほどで一般コースと健脚コースの分岐だ
今日のメンバーはベテラン揃いだから迷うことなく
クサリ場の健脚コースへ向かうことにした

ヒノキ林の緩やかな道はフットワークもよろしく
快適に歩く


やがて正面に大岩が現われ、標識が左をしめしていた 
落ち葉が積もり落葉樹の中をゆっくりと進む。


3箇所目辺りからいよいよクサリ場はハイライトを迎える
足元の岩はゴツゴツして滑らないから安心だ。


狭い岩をすり抜けたりするが
立ち木や岩角、木の根があるから掴まりやすく
岩は滑らないから歩きよい。


また、クサリ場のトラバースしたり
クサリは次々に現われて切れ間が無い。


山頂に近づくに従って斜度はきつくなる。
人数が多いので休憩も出来ないのでただひたすら
慎重に這い上がるしかない。

クサリ場では単独の方2人に会っただけだった。


やっとクサリから開放されると平坦な東屋があった。
ここは平坦で休憩に最適だ。
もう山頂は直ぐだ。
でも休まず上がって来たからここでゆっくりと休憩
することにした。

月居山から袋田の滝への縦走路の分岐でもある
今度は縦走路を歩いてみたい!


急登を10分弱で山頂に飛び出した。
360度の大パノラマと一等三角点、NHK中継所が
あった。


岩頭の突き出た所の300mの断崖の上に男体神社
奥社が建っている。

登山口は冷たい風だったが山頂は静かで
陽射しは暖かい。
今日は富士山は雲と同化して姿が無い。

ゆっくりと食事を楽しんだ。


下山は一般コースを下る。
だが、一般コースと言え、滑落注意の標識が
あり、確かに右の笹の下は断崖絶壁だ。

15年前の11月29日に訪れたときと同じ場所に花が
添えられてあった。
当時はまだお花は活き活きしてお弁当が供えてあった。

滑落事故が多いようだ。慎重に行きましょう


ここが大円地越だ
ここからは歩きよい道が続いたので後方は
お喋りの花が咲く。


一般コースと健脚コースの分岐に到着。
メンバー達の足取りは軽やかでさすが健脚揃いだ。


登山口のお蕎麦屋の前で数人が動かない
ざる蕎麦を食べたい!とおねだりだ。
食べる組6人、車へ直行組5人だ。
リーダーの私もいらっしゃいの赤い旗に誘惑されて
しまった

この大円地山荘は築100年のとても風情のある
お店です



   靴を脱ぐのが面倒なので庭先で頂きました
    ざる蕎麦 700円   美味しかった!!
   箸袋の大円地山荘の字はここの奥さんの
   手書きです。しなやかに流れのある字にうっとり・・
   お客の一人が私達を写真に収めていました
   あらー!モデルになっちゃった・・・ご機嫌
     

無事に下山して山良し、滝良し、お蕎麦良しと申し分ない山行に
満足して常磐道、北関東道、東北道、関越道をひた走り3時間半で
無事に我が家に到着しました

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