四阿山
                                           
        

2011.4.2   

過去の記録
1994.9.3  1998.7.19  2003.2.23  2007.7.22  2010.2.28( 敗退)  2010.5.31

コースタイム
浜川P4:00→四阿高原ホテル6:00→里宮8:00→四阿山山頂10:50〜11:30→
滑落停止訓練12:00〜12:20→里宮13:35→菅平分岐13:50→牧場ゲート14:30→四阿高原ホテル15:00

このたび東北地方太平洋沖地震で被災された方々やお亡くなりになられた方々には、
 心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。

一日も早く復興し安心した元の生活に戻れますように心からお祈りいたします


11日の震災以来、私は意気消沈してすべてに気力が全く失せて山も遠くなっていました
日本中の人が自粛ムードになっていました
でも、日本が元気になるために早く元の生活に戻らなくてはいけない
確かにそうですね、前に進むしかないのです

いつも山から元気を頂いている山は何かを与えてくれるかもしれない
勇気を奮い立たせ山へ行こう!

しかし、1ヶ月ほど何する気にならず
じっと我が家にこもっていた私はいきなり
雪山を歩けるだろうか
不安があるばかりでした


四阿高原ホテルの駐車場は早朝のためか
駐車場はがらんとしています


昨年より積雪は多いようです
牧場ゲートまでで私は息切れがして
体調はあまり良くないようでした

今日はピッケル、10本アイゼン、スノーシュー
防寒着がザックにあります

ザックはずっしり重く肩に感じます


シラカバたちもやっと訪れた春を
喜んでいるようです


牧場は一面の雪景色
ザクザクと雪を踏みしめ緩い傾斜を
進みますが、いまいち気力が入らず
今日は山頂を踏めるのか心配でした


気温がかなり高いのでしょうか
ジャケットはザックの中に早々と
仕舞い込みます

昨年は2月に牧草に牛の落し物が
たくさんあって踏まないように注意しながら
歩いたの今年は雪に覆われ心配無用です



歩き出して2時間でヤッと里宮に到着です


次第に傾斜がきつくなります
私とTさんはスノーシュー、他の5人はワカンです
私はスノーシューは今回で3回目の経験ですが
急傾斜を歩くのは初めてです
やはり、スノーシューの威力は凄い!

ワカン隊を尻目にスノーシュー二人組は
急登を一気に上がります




展望は素晴らしいのですが長野方面は
ちょっともやっていますが北アルプスはの名峰たちは
ずらりと顔を揃えていました

近くには浅間山の雄姿が素晴らしい



尾根に上がれば新潟側は雲海が広がっていました

メンバーのKさんは足の痙攣で辛そうです
こんな良い天気に山頂を踏めないでは可哀想です

焦らずゆっくりと・・・・・


   
山頂はもう直ぐです


真っ白な雪と青空のコントラストが素晴らしい!

予想以上の天気に気分は次第に向上しました
やはり山は元気をくれます


    
全員で山頂に到着です 良かった!!
暫らくぶりの雪の山頂です
やや風がありました陽だまりでゆっくりランチタイム。 至福のひと時です。
ところが私はこの瞬間から花粉症が重症になってしまいました


さて、下山になります
私のくしゃみは止まりません
鼻水は滝の如くたらたらと・・・・・・



急な斜面でピッケルを持ち滑落停止の
訓練です
皆さん真剣ですが私はむずむずする鼻を
抑えてただ見ているだけです


上空は薄い雲に覆われ始めました
今日の四阿山はスキー組が何組か単独の
登山者が2,3名ほどでした



牧場の風は冷たく肌を刺すようでしたが
昨年敗退した私たちは今日は山頂を踏めて
爽やかに感じました


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