水の塔山〜篭の登山・三方ヶ峰
(2202m) (2227m) (2040m)
過去の記録
1991.7.20 1995.7.15 2009.7.12
2011.7.17
コースタイム
浜川P6:30→→高峰温泉8:30→水の塔山9:40〜9:50→東篭の登山10:45〜11:20→西篭の登山11:45〜11:55
東篭の登山12:25→池の平12:55〜13:10→三方ヶ峰13:45→池の平14:15→シャトルバスにて高峰温泉14:50
梅雨明けが例年より早く夏山シーズンが始まりました
アルプスの何処の小屋もこの連休は大賑わいでしょう
しばらくご無沙汰をしていた山仲間のMさんを誘い出そうと
近場で涼しくて花が見られてしかも歩行時間の短い山は無いだろうか
考えた末に浮かんだのが篭の登山でした
ところが2日前から高峰林道がマイカー規制で地蔵峠から車坂峠の間はシャトルバスを
利用しなければなりません。片道500円とは往復1000円じゃないですか
そこで考えたのが高峰温泉から歩き出し水の塔山から篭の登山のミニ縦走、下山してから
三方ヶ峰の散策、帰りにシャトルバス利用すれば500円で済みます
今日の参加者は14名、3台の車に分乗し 上信越道小諸ICを下り 車坂峠から高峰温泉へ向かいます。 峠に近づくに従い、車窓から入る空気は 青く澄んで冷たい。 熱暑から逃れて来た身にはアリガタヤ! 心配した駐車場に3台の車を置く事が出来ました。 林道歩きの体調不調2名と別れ、私たち12名は 水の塔山へ向かいます。 今日はゆっくりと殿様山行にすることにします。 |
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樹林の中は空気は冷やっこく、さすが2000mの 高さになると高山の雰囲気に包まれます。 樹林帯を抜けると砂礫のゴロゴロした道に 変わります。 太陽はがんがん照り付けますが尾根を渡る風は 冷たく心地よい。 間もなく水の塔山に到着です。 山頂は小学生の親子連れで賑やかです。 |
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テガタチドリ ミネウスユキソウ ウラジロヨウラク |
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木陰が恋しいが、日向の方が風が冷たく快く 感じます。 振り返ると富士山が姿がありました。 |
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リンネソウ オトギリソウ ハクサン シャクナゲ |
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水の塔山から東篭の登山へ向かいます。 今日は生憎と北アルプスはガスの中です。 |
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ゴーロの歩き難い道が続きます 1時間ほどで東篭の登山に到着です。 一等三角点のある山頂はかなりの人です。 私達もここでランチタイムです。 Mさんは持参の椅子に腰掛けたのはいいのですが、 不安定な椅子から転げ落ちて1,2回転してしまいました あらー!危ない! |
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転んだ所に小さな小さなグンバイヅルの花が ありました 転んで小さな花を見つけて自慢そうです でも崖でなくて良かったですね |
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昼食後、3人は兎平に下り、9人は西篭の登山へ 向かいます。 もちろん私は西篭の登山へ行きます 西はまだ行った事がないのです 四阿山の姿がドーンと大き見えています 今日もあの山頂は賑やかでしょう |
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西篭の登は指呼の間です。 往復1時間です 鞍部までグングン下り、登り返して あっという間に西篭の登の山頂です ゆっくり歩いても25分でした。 |
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こちらはハイカーが少なく静かです 初めての山頂でハーイポーズ! |
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烏帽子岳と湯の丸山です | |
東篭の登山に戻ると山頂は人気が少なくなって いました。 夏雲がもくもくと・・・・・ 今日は夕立があればいいのだけれど 毎日暑くて焦げてしまいそうです 兎平に直行します |
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先に下山した3人と合流し池の平を散策です 広い湿原はアヤメが今最盛期です 湿原を紫色に染め上げています |
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初めてここに子供達と訪れた時、 霧の立ちこめる湿原がとっても幻想的で 天国に感じたものでした。 |
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木道沿いにアヤメのほかにも ヤマオダマキ、ハクサンフウロ、カラマツソウ、 シャジクソウ、キスゲ、ハクサンチドリなどなどが 目を楽しませてくれます |
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いずれがアヤメか?カキツバタ? |
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尾根に出ると直ぐ前に水の塔山、篭の登山が 見えます |
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ここからは高峰山、背後に黒斑山もみえますが 浅間山は雲の中です コマクサはもちろんフェンスの中に咲いています |
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ウツボグサ シャジクソウ ヤマオダマキ |
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コマクサ キスゲ カラマツソウ |
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トリアシショウマ ワレモコウ ネバリノギラン |
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温泉で待っている二人が気になりだしました 散策はほどほどにして引き上げることにしました シャトルバスは30分に1本です 木道のわずかな登りを2時30分に乗車の予定で最後の力を振り絞りバス停へ辿ります おー!間に合った! 高峰温泉で待つ二人と合流し天狗の湯に向かいましたが とても混んでいそうで私は外のベンチで涼んでいました 暫らくぶりにご一緒したMさんがとても元気そう安心しました |