志賀山・四十八池
       
(2037m                                        

                                                     2011.7.10

コースタイム
浜川P6:00 →→硯川P8:30→リフト→9:00→渋池9:20→大沼分岐9:40→志賀山10:40→裏志賀山11:15
→四十八池11:45〜12:30→大沼13:25→大沼入り口P15:00

今日は我がクラブの新人会員歓迎山行です
私も11年前、地元赤城山で先輩達から歓迎会をしていただきました
先輩方の参加者が少なくちょっと張り合いが無かったことが印象的でした
極力、歓迎山行には参加したいと思いました

今日の予定中山道を歩くは、暑いこの時期は熱中症の心配もあり
中止にしました。急遽、新人歓迎山行に参加することにしました。
総勢26名が5台の車に分乗し、志賀高原に向かいます
渋峠付近から北アルプスがズラッと顔を見せています
今年は雪が多かったのでアルプスの峰々はまだ雪を抱いています

志賀高原に入り硯川駐車場に到着です
昨日、梅雨明け宣言があり、今日は久々に青空が
広がっています


国定忠治の隠れ岩
あれ!岩陰から人影が・・・・・・
何を隠そう!赤城山の麓に住む現代の
国定忠治ではありませんか!

私達はリフト駐車場で降り車4台を下山口の
大沼池入り口Pへデポするため5台は
向かっていきました

前山スキー場のリフトに乗り山頂まで標高差
110mを一気に上がります

えー?リフトを使うの?歩きたいなぁ・・・・
でも・・・・やはりリフトはラクチンですね


風は冷やかですが、陽射しはすっかり夏です
前方にこれから目指す志賀山(左)、裏志賀山(右)の
姿が現われました


前山湿原にはワタスゲが涼しそうに白い綿毛を
なびかせています


ハクサンシャクナゲもお出迎えです


渋池はシラビソ、コメツガの中に鏡の様に
静かな表情でした


歩きよい木陰の道をウグイスの囀りを心地よく
聞きながらルンルン気分で行きます


道は二差路になり大沼は右へ
志賀山は左に分かれます

四人が右へ、私達は左の志賀山へ向かいます


笹原の木道も快適です


高原をイメージした山は意とも簡単と
決め付けていたのが間違っていました

次第に斜度が増して行きます
トップのリーダーは我が会の若手ホープです。
皆さんフーフー言いながら言葉少なに付いて行きます


このあたりにヒカリゴケがあるらしい
ありました!
岩陰を覗くと黄緑に輝くヒカリゴケが
キラキラしていました


道はゴーロの滑りやすい嫌らしい道になります
メンバーのYさんはちょっと苦しそうです
弱気を助けるスーパーバァちゃんは心配で先へ
行くことは出来ません

ゆっくり焦らず行きましょう!


上空はうろこ雲のように秋を感じさせますが
いま、夏が始まったばかりです

天気が崩れるのでしょうか

足元は昨夜の雨か?いつも湿っぽいのか
泥んこ状態です


Yさんを気遣いながら皆さんより遅れて
やっと山頂です

狭い山頂は人で溢れるようです



山頂から鞍部まで下り裏志賀山へ向かいます

鞍部から少し登ると四十八池と裏志賀山の
分岐がりあます
分岐から裏志賀山まで5分ほどですが
疲れ気味のYさんはここで待つというので
ちょっとの間なので一人残し山頂へ向かいます


山頂から行き止まりまで行ってみることにします
小さな志賀山神社が祀ってありました


行き止まりの先端から眼下に大沼が神秘に
佇んでいます



ここから大沼まで一気に下り神社の鳥居を
くぐると直ぐに大沼です

大沼直行班と合流です
ランチに絶好なベンチが幾つもあってヤレヤレです

東京のハイキングクラブと一緒になりランチタイムは
大変な賑やかさです


四十八池は広さ南北200m、最大幅190m
の高層湿原で大小70余の池塘があるそうですが
池塘増えたのでしょうか

カキツバタ、コバイケソウ、ワタスゲが目を
惹きます


コバイケソウとカキツバタの群落が見事です
  


四十八池で出あった花たち
    
         コバイケソウ              ハクサンチドリ              ヒメシャクナゲ       


    
モミジカラマツソウ             カキツバタ                 ミズバショウ


四十八池に逆さ志賀山です

ゆっくりと散策したいのですが昼食も済ませなければ
なりません

例の如くランチは皆さんからグルグル美味しい
お惣菜やフルーツが廻ってきます
目が廻るようです

落ち着いて山の食事が楽しむことが出来ません
慌しくランチを済ませて大沼へ向かいます


道は広くなり歩きやすい道になりました
路傍にタケシマラン、ユキザサ、クワガタ、
クルマバムグラ、など・・・・

上部から見たときはコバルトブルーに美しい色に
見えましたが近くに行くと期待はずれでした

池の向こうに赤石山があります

ここはトイレもとっても綺麗で休憩には最適です


大沼池から少し登りになりますが
帰路の登りはいつもながら辛いものがあります
ヒーフー言いながら大沼池北端まで行きます

広い駐車場があり、以前赤石山を訪れた時
ここまで車で入ったような気がしましたが
林道入り口にはゲートがあるから入れる訳がないと
否定されました。
でも、私の地図には林道に線が引かれてないので
車だった?かもね
10年経つと記憶が薄れて情けないです


林道歩きが1時間続きます
先ほどからパラパラと落ちたり止んだりした
雨が本降りになり追われるように駐車場へ
急ぎました


やっと林道終点
ゲートを抜けると雨は止み、青空に変わりホッとしました


登山道の脇で出あった花たち
    
シロバナハクサンチドリ           ワナシの実                オノエラン


    
ハクサンチドリ            ウラジオヨウラク              コゴメクサ


     
ゴゼンタチバナ               アカモノ            ベニバナイチヤクソウ

下山後、万座温泉日進館で入浴
日進館は若かりし頃、スキーで泊った宿で〇〇年振りです
懐かしい旅館は青春の匂いとライトアップされたスキー場、
静かな夜にポトポト落ちる雪解けの音が聞こえてくるようでした

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