白砂山
(2140m)
過去の記録 1999.10.9 2009.10.4(八間山経由)
2011.6.26
コースタイム
市民P5:00→→野反湖P7:35→地蔵峠8:20→水場9:45→堂岩山→10:30
→白砂山12:00〜12:45→堂岩山14:10→水場14:35〜14:50→地蔵峠15:50→登山口16:35
3回目の白砂山は年齢のためでしょうか遠くきつい山でした
コースタイムは1回目より2日目、3回目は1〜2時間もオーバータイムになりました
毎回下山後は尻焼温泉の野天風呂に入ろうと水着を用意するのですが
覚悟が出来ず入ることが出来ませんでした
今回は女性二人が一緒だったので野天風呂は最高の思い出になりました
野反湖を訪れるのはいつも紅葉の頃で 湖畔を彩るレンゲツツジと若葉のみどりの コントラストが素晴らしかった 八間山の山麓もオレンジに染まっていました |
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予定通り駐車場に到着。 広い駐車場に水洗トイレ、売店があります トイレの建物に休憩出来る広いスペースがあります 駐車場の奥に大きな登山口の標柱が建っています いよいよ長丁場の白砂山へ向かいます |
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ハンノキ沢まで下りますが 下山にここを登りあげることは辛そうです 木橋を渡るとここから登りが続きます |
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地蔵峠は三叉路になっていて白砂山へ湖畔へ そして秋山郷へ向かいます 同時に登山口を出発した3人グループは 行ける所まで秋山郷の道を歩いて来るとここで 分かれました なんだか私も付いて歩きたくなるような道でした 紅葉の季節はきっと素晴らしい景色に出会えるでしょう |
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地蔵峠の直ぐ上に小さなお地蔵様が祀ってあります 昔から越後に向かう旅人の無事を祈り続けて いたのでしょうか ご苦労さん! |
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暗い樹林の中にマイズルソウが道の両脇に 線香花火のように所狭しと咲いています |
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イチヨウラン ユキザサ |
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ゴゼンタチバナ ミツバオウレン |
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地蔵峠を過ぎると深い原生林の中を 緩いアップダウンを繰り返しながらだらだらと 登ります。 時折、はるかに野反湖の姿を望むことが出来ます あらーまだまだ間近に見えますね 水場で地元の中学の男性教師が山岳会のガイドで 登山教室の下見にきていました 皆さん若く気さくで教育熱心な態度が伺われ 好感を抱きました。 途中の登山道の整備をしながら山頂へ向かって 行きました。 |
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今が旬のドウダンツツジです ベニサラサドウダンツツジ ベニドウダンツツジ |
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イワナシ イワカガミ |
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水場から小さな沢を登りあげますが 所々に残雪があり、道はゴーロの歩き辛いく 虫がワーンワーン顔の周りに寄ってきます ゆっくり休憩もしていられません 雪解けの頃は厭ですね 堂岩山から下ると直ぐに右へ八間山の分岐が あります ここから山頂へ向かう稜線が眺められるはずですが 今日は生憎霧の中です(下山で見られました) 真っ白の闇に包まれてなーんも見えません でも花は次々に現われ慰めてくれます |
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シャクナゲ |
オオバキスミレ |
コバイケイソウ |
シラネアオイ |
ハクサンチドリ |
アカモノ |
深い笹に覆われた足元は見えなくて 要注意です あたりは真っ白のガスに覆われ視界は ありません 一瞬でも素晴らしい稜線を見せてくりゃれ! 山頂かと思われるピークに何度か騙され きつい登りに足は重く、膝はジンジンして 痛みが出てきました |
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山頂に到着すると先行した教師軍団が手を 振って迎えてくれました そして私達の座る場所を確保してくれました 山頂までこんな苦しいとは思いもよりませんでした 登山口から前回より1時間〜2時間の オーバータイムでした なんか情けないですね でも山頂写真は元気良く!ハーイ!ポーズ! 山頂の倒れかけていた標識は今は廃材に なっていました |
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下山途中でガスの切れ間に眼下の景色が 見えてきました ダケカンバのみどりがとっても綺麗です |
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振り返るとはるか彼方に歩いてきた稜線が・・・・ 白砂山の山頂ははるか奥にあるのがそうでしょうか 奥深い山の味を感じます 今日は日曜日で賑わっているかと思いましたが 静寂な山の雰囲気に満足でした |
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下山時のハイマツの稜線は快適です 次第にガスが上がり薄日が射し始め視界が よくなり始めます |
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田所さん撮影 |
イワカガミが至る所に咲き乱れていました なんか私は花の妖精に見えませんか・・・・・ ゼンゼンだね |
沢筋にはまだ雪が残っています。 泥んこ状の道にスパッツ、靴、ストックは 泥にまみれていました 白砂山はやはり秋がベストかと思われました 帰りの水場で水を汲みたいとY氏の要望で 三人が下って行きましたが私はまだ先の下りの 足が心配で他のメンバー達とゆっくりとコーヒータイム。 思いがけずにほっと一息でした。 水場にシラネアオイ、サンカヨウの群落があったそうで 無理してでも行けばよかった。 |
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下山後は念願の河原にある野天風呂です 河原の隅に小さな小屋に露天風呂があります。 小屋の中で着替えが出来、ここは水着着用は 禁止らしいです。 河原だから足元が不気味かと心配しましたが ちょっと滑りやすいけれど川床はよく整備され 底から熱いお湯が沸々と心地よく 湯加減も良くお薦めの温泉です 無料でもあるし病みつきになりそうです。 |
ツバメオモト、シラネアオイ、シャクナゲ、エンレイソウは少々遅い感じでした