黒桧山 (赤城山)
                 
花見ヶ原キャンプ場                                                                                                                                                      
                                                         
2011.6.12

過去の記録 2011.1.22 2008.6.19 (2007.10.22.2008.6.19)

コースタイム
市民P6:30→→花見ヶ原キャンプ場8:00→中間地点9:00→山頂10:30〜11:15→花見ヶ原キャンプ場13:30

黒檜山といえば赤城大沼湖畔から一般ルートです
以前から黒檜大神の手前にある花見ヶ原キャンプ場へと書かれた
標識を見ながらどんなコースなのだろうかといつか歩いてみたいと思っていました
梅雨の晴れ間に私の期待に大きく応えてくれました
ツツジも然ることながら新緑も素晴らしく、今度は紅葉の頃に歩きたいコースです

黒保根村の国道122号から県道大間々沼田線に入り、
楡高トンネルを抜け5kmほど走ると左手に花見ヶ原への分岐道があります。
さらに4kmほどでキャンプ場の駐車場になります。




キャンプ場にトイレがあり、駐車場も広い。

予定より30分早く花見ヶ原公園に到着しました。
先行者の車が2台駐車していました。


公園内の遊歩道にはヤマツツジ、レンゲツツジが
綺麗に咲きしばらくはこのツツジの道を歩きます


森の中にウグイス、ホトトギス、コマドリのさえずりが
爽やかに響いています


昨日鍋割山でこぼれるような花に出会いましたから
今日はちょっとご遠慮していただくことにしましょう


路傍に咲くニシキゴロモ

ハルゼミの声が響き渡ります
鳴き声にピークがあり午前10時〜午後2時。
3時をすぎると散発的になる。 合唱性があって、1頭が鳴き始めるとその周辺のセミが一斉に唱和する。
蝉にもリーダーがいるのでしょうか。
わがパーティーもハルゼミのように今日は賑やかです。

二重の賑やかさで小鳥達の声は消されて
仕舞ったようです


登山道は傾斜が緩く歩きよい道が続いていますが
ちょっと荒れ気味なこんなところがあります


シロヤシオが登山道に散っています
きっと今日は何処かで出会いがあるかと
楽しみです

500m置きにこのような標識とピンクのリボンが
あるから迷うことは無いです

中間地点を過ぎるいよいよとミツバツツジ、
ベニドウダンツツジ、シロヤシオの登場です


    
トウゴクミツバツツジ
関東のの山地に多いことからこの名が付いた。
ミツバツツジと違い雄しべが10本あり、主に5月中旬〜6月上旬にかけて咲く。
ミツバツツジよりも花期がやや遅く、標高の高い場所(概ね標高1000m以上)に見られる。
色も鮮やかのような気がします。


ベニサラサドウダンは鈴なりに咲いています


木道は傾斜が緩いので快適です

ダケカンバ、カエデの新緑にミツバツツジが
冴えています


今日の主役はシロヤシオ
久しぶりのシロヤシオに対面です
木に一面に咲いていますが、花は葉の影に咲き目立ちませんが
目立たない控えめな所、また清楚な姿に品格を感じます。
今日はシロヤシオにどっぷりと浸かることが出来ました。

   


      


   
 

     


高度があがり、かなたに神秘な小沼が
見えます
左のガスの中が長七郎です

先行者でしょうか2組下山してきました。
初めて会う登山者です
こちらのコースは大沼大洞のコースと比較して
植生も違い本当に静かで雰囲気も気に入りました。


駒ヶ岳の分岐の標識です
この標識を見るたびに花見ヶ原キャンプj場から
歩きたいと願っていました。
 



黒桧大神

このあたりから黒檜山はざわざわとして
人の姿が多くなりました


山頂に大勢の方が休んでいますが
私達はこの先の展望台でランチです。

食事中、大沼側からけたたましいサイレンが
聞こえました。その後にヘリが飛んできて
しばらくホバリングして救助している様子でした。

情報によると登山者が心臓が苦しくなり
救助要請をした模様です



下山は途中に休憩に適地のベンチをチェックして
あったのでここで大休憩です。まだ登山口まで
4.3km地点です。

ここでランチも良かったのですが
ちょっとお腹の虫が我慢できなかったかもしれません

ハルゼミに負けずに喋り捲っていた我がパーティーは
シーンとしています
あら?どうしたのかしら?
いないのかな?
どーもお疲れのようでした


新緑は午後の陽射しを浴びて
一際輝いています。

一瞬静かだった我がパーティーは
登山口近くなり再び鳴きだすハルセミと共に
森が弾けるようでした。

赤城山の裾野の雄大さを実感しました。


下山は遊歩道の分岐を左に向います
登山口で可憐なスミレとクリンソウの群落に出会いました

  


帰路は美味しい赤城豆腐さんに立ち寄り野菜、ざる豆腐、がんもどきを仕入れ
今夜の酒のおつまみを調達しました

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