棚横手山〜甲州高尾山                                
                                                   

                                                   2011.4.17(日)

コースタイム
浜川P7:00→→大滝不動尊9:30→甲斐御岳山大神(展望台)10:00→登山道入り口10:10→富士見台10:30
→棚横手山11:00〜11:40→甲州高尾山12:45〜13:00→大瀧不動尊P→不動尊参拝



圏央道から中央高速道に入ると事故渋滞予報が
ありましたが、難なく勝沼ICに到着しました。
フルーツラインから菱山深沢林道へ、そして
大滝不動尊までの林道は細く傾斜はきつく、
グングンと高度を稼ぎます。

ヒヤッとするような華奢な橋を渡ったり無事に
不動尊の駐車場に到着しました。

駐車場は10台くらいは停められそうです
トイレがありますが、勇気がないと使用できそうに
ありません。


身支度をしているとなんやら静かな山中に拡声器の
賑やかな声がします。
消防署の火災予防の広報車です。
のちほど納得ですが山頂付近は4回も火災に
見舞われたそうです

ゲートを抜け林道から展望台に向かいます。


林道沿いに初春の花、ダンコウバイ、マンサク、
キブシの淡い黄色の花たちがお出迎えです

ウォーミングアップに程よい林道歩き30分です


甲斐御岳山大神の祀られた展望台から
南アルプスが春霞にボンヤリとしています。


眼下に大瀧不動尊の建物が見えます
林道から一気に不動尊へ下れそうで下山は
こちらかな?と思いつつ下方に向かう登山道を
確認してみますが・・・・・
どうなることでしょうか。


富士見台に到着です
生憎、今日の富士山は恥ずかしそうにうっすらとしか
姿を見せてくれません。

甲州高尾山は右の尾根の先でここからは姿が
見えません。

この付近一帯が山火事の現場らしいです
無残に木の根元は黒こげになっています。
不遇にも山火事は4回も、しかも3月、4月に集中して
います。



まず、尾根の左に進み棚横手山へ向かいます
うぬツ!遠くにカーブミラーが見え、おかしいと思えば
車道に出ました。興ざめですねー。
コンクリートの階段を登り、間もなく
山梨100名山の棚横手山に到着です。


人気の山らしくハイカーの姿が次々に現われます。

平坦な山頂でランチタイムです。
隣のY氏のミニあんぱんが美味そう!
ひとつおねだりします
「どうぞ」
「ありがとう!ま、待ってね私自分で取るからね。」
(さっきY氏は後ろ向きでなにやら用足ししていた
みたいだから・・・)

ミニあんぱんでゆっくりコーヒーを楽しんでいると
皆さんザックを背負い立ち上がっています。

おー!置いていかれそうです。
大慌てでコーヒーを飲み干し下山します



焼け焦げの痛々しい木の横にひっそりと
スミレの花が健気に咲いています
エイザンスミレでしょうか



そしてキジムシロも・・・・・


尾根続きの甲州高尾山へ向かいますが
山火事の跡はまだ荒涼としているためか
展望は素晴らしいです



はるか下に甲府盆地がピンクに染まっています
帰りは高速ではなく国道411号を通ってくれると
良いな。
リーダーに何気なく我がままを言ってみましたが・・・



笹子雁が腹摺り山、三つ峠、滝子山など
甲州、奥秩父の山並が見渡せます。




重畳な山塊が連なり山深さは
幾つかピークを越えるとがっかりです。
尾根に沿って左下に車道が走っていました。



甲州高尾山の山頂は大勢のハイカーで賑やかです。
トレイルランの若者たちが現われたり老若男女
様々です


下山は途中まで往路を戻ります
前方に先ほど下った棚横手山がどっしりと
見えます。



再び林道を歩き、ゲートへ到着です。

折角ですから大滝不動尊にお参りします。
さすが名前の通り、周囲には落差140mの男滝、
女滝などのいくつかの滝に囲まれ、山中にも修験霊場があります。

長い階段を上がりながら、今日は福島原発が
早く収束しますようにとお祈りしましょう・・・・・

ところが周囲の滝や神殿や岩壁に見惚れて
お参りをすっかり忘れて車中の人になってしまいました。


帰路は国道411号線雁坂峠越えで一般道を帰ります
勝沼から塩山に向かう道は桃や桜のピンク、ミツバツツジ、純白の梨の花で
桃源郷は一年で最も華やいでいます。
高速道では見られないこの景色に眠気も何処へやら・・・・・






休憩は秩父の荒川の道の駅、
周辺は桜が満開です
桜花爛漫に久しぶりに感動の一日でした。


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