中山道を歩く (その3)
浦和宿〜大宮宿 2011.11.4
コースタイム
蕨駅8:20→和楽備神社8:40→調神社10:05→浦和宿10:40→常盤公園11:00〜12:00
→氷川神社15:00〜15:20→大宮駅15:40
諸事情のため中山道は何度か中止になってしまった
今回も私は参加不可だったが万障繰り合わせで大宮から合流することが出来た
ところが途中から右膝の痛みに襲われ足を引きずりながら何とか終着点まで歩き通した
前回の終着点蕨駅から歩き出します 日曜日の駅はまだ閑散としています まず、向かったのは和楽備神社です |
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和楽備神社は戦国時代に足利家一族(蕨城主)が 八幡大神を祀った。 明治44年神社合併で近隣の18社を合祀し神社名を 「蕨」一字では重みが無いので万葉仮名が用いられた。 公園の隣に蕨城址の石碑があるが時間の都合で パスした。 |
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蕨宿の碑 | |
この古い建物は鈴木薬局です 屋根の上の看板は鈴木薬局とうっすらと 読み取れます |
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中山道ふれあい広場 からくり火の見やぐらは現代風に建ってられてあります 公園の壁に参勤交代のタイル絵が描かれてあります。 この先で蕨宿が終わりになります |
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宝蔵寺 | |
一里塚の跡 日本橋から五里目にあります 石碑の脇には弁財天があり 昔この地区は湿地が多く村人達は大変な難儀をした 水難を守るため、水の神弁財天を安置し地区の守り神 とすると共に中山道を旅する人たちの安泰を願った。 |
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焼米坂 緩い坂の高いところに標識があります 本名は浦和坂ですが、昔焼米を売るので知られ それが名物になって呼ばれるようになったとか・・・ |
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調神社(つきじんじゃ) つきが月に、月からウサギ? 神社なのに狛犬は無くその代わりに山門に 可愛いウサギが一対あります この日は可愛い赤ちゃんを抱いてお宮参りの 若いご夫婦の姿が多かったです 生まれたばかりの赤ちゃん、どうかこれから 元気に育って欲しいと願わずには居られません |
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調神社境内のあちらこちらに可愛いうさぎの姿があります |
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第3次 浦和宿 本陣1・脇本陣3・旅籠15 全国の県庁所在地でも市制が一番遅く昭和9年まで浦和町だった。 その後の県都の発展は著しい。街道の所々にモニュメントを配し本陣や御殿跡は 公園として整備してある。 |
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浦和宿の石柱 日陰になってしまいましたがここから 浦和宿です 天保14年(1843年)人口1230名、家数273軒、 本陣1軒、脇本陣3軒、旅籠15軒と小さな宿場町です |
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玉蔵院地蔵堂 弘法大師空海の創建された古刹。 総ケヤキ造りの山門を入ると樹齢100年の 見事な枝垂桜があります 満開時は素晴らしいでしょうね 石庭をきれいに清掃しているところでした |
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浦和宿本陣跡の碑 建物は全く残されていませんが浦和本陣の 所在を正確に伝える土地として貴重な碑です 私は素通りしてしったのですが 田所さんより後日送っていただきました |
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常盤公園の入り口に野菜売りのブロンズ像が2体あります 左はさつまいも、右は大根を持っています この付近は昭和の始めまで毎月二・七の日に市が開かれていたそうです |
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ようやく昼食予定の常盤公園に到着です | |
公園の真中で学生がロケをしていました 私達にロケが済むまで静かにしていて下さいって・・・ |
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かれこれ1時間以上です その間、私達は楽しみにしていたランチです 喋るなと言われてもちょっと無理じゃないですか 陽だまりはここしかないし・・・・・・ 皆さんもお昼にしたらどうでしょうか |
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市場跡の石碑と慈恵稲荷 |
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郭信寺 紅赤(サツマイモの女王) 農家の主婦山田いち、その甥の吉岡三木喜蔵が 紅赤の広め関東一円に広め、その二人の菩提寺が この郭信寺でこの一角に功績案内板が設置されて あります |
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庚申塔 もう少しで氷川神社です レストランでティータイムをしようとリーダーの 提案に一同大賛成! コーヒータイムは疲れた身体に最高でした |
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火の玉不動尊・お女郎地蔵尊 高台橋から身投げした遊女千鳥の霊魂が 火の玉となってふわふわと飛んでいたとか・・・ 悲しい伝説があります |
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第4次 大宮宿 本陣1・脇本陣9・旅籠25 武蔵国一の鳥居町として誕生。五街道最多の脇本陣があったが鉄道の街として発展し 街道の名残が少ない。三市の合併で平成13年、百万都市さいたま市が誕生した。 |
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氷川参道がここから2km続きます 常夜灯の下に「これより宮まで十八丁」の 石碑があります |
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私の膝は曲がらない状態で今日は止めようかと 思いましたがフィニッシュまであと少し! 頑張ることにしました |
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やっと氷川神社境内です 友引の日曜日は結婚式が多く 賑やかです |
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白無垢姿のお嫁さんが順番待ちで 式を挙げていました いいですねー |
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境内の古木に苔がびっしりと生えて 夕日に輝いていました 神社でお参りしてから大宮駅まで 雑踏の中を歩き、メンバー達と大宮駅で 別れ私は再び娘宅へ戻りました 右ひざは駅の階段の上下は軽やかで痛みは 感じなかったですがバスから降りて アスファルトの道をやっと娘宅に辿り着きました |